“じやうはり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淨玻璃66.7%
浄玻璃33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
贔屓ひいきなさるゝかと言しかば越前守殿大いにいかられナニ婦人ふじんを贔屓するとは不屆の一言天地てんち自然しぜん淨玻璃じやうはりかゞみたて邪正じやしやうたゞごふはかりを以て分厘ふんりんたがはず善惡を裁斷する天下の役人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なんと、と殿樣とのさま片膝かたひざきつてたまへば、唯唯ははおそれながら、打槌うつつちはづれさふらふても、天眼鏡てんがんきやう淨玻璃じやうはりなり、ぢよをつとありて、のちならでは、殿との御手おんてがたし、とはゞからずこそまをしけれ。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
申さるゝものかな我あの朝は斯樣々々かやう/\の用事にてと云はんとすれば伊藤は打消うちけしだまれ傳吉汝何程いつはりでも淨玻璃じやうはりかゞみに掛て見るが如くおのれが罪は知れてあり然らば拷問がうもんかけて云はして見せんとしもと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ちよいとちいさいシヤツポをかぶり、洋服で歩いてますから知れませんよ。岩「あの浄玻璃じやうはりの鏡にごふ権衡はかりうしました。 ...
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
ごふ権衡はかりは公園にお茶屋ちやゝりまして、其処そこ据付すゑつけてりますが、みなさんがぼく地獄ぢごくてから体量えたなどゝつてよろこんでります、浄玻璃じやうはりの鏡は、ストウブをきますうへかざつてあります
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)