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あにぎみ
ふりがな文庫
“あにぎみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兄君
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄君
(逆引き)
また
松島海軍大佐
(
まつしまかいぐんたいさ
)
の
令妹
(
れいまい
)
なる
彼
(
かれ
)
の
夫人
(
ふじん
)
にはまだ
面會
(
めんくわい
)
はせぬが、
兄君
(
あにぎみ
)
の
病床
(
やまひ
)
を
見舞
(
みま
)
はんが
爲
(
た
)
めに、
暫時
(
しばし
)
でも
其
(
その
)
良君
(
おつと
)
に
別
(
わかれ
)
を
告
(
つ
)
げ、
幼
(
いとけな
)
き
兒
(
こ
)
を
携
(
たづさ
)
へて、
浪風
(
なみかぜ
)
荒
(
あら
)
き
萬里
(
ばんり
)
の
旅
(
たび
)
に
赴
(
おもむ
)
くとは
仲々
(
なか/\
)
殊勝
(
しゆしよう
)
なる
振舞
(
ふるまひ
)
よと
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
馬廻
(
うままは
)
りに
美男
(
びなん
)
の
聞
(
きこ
)
えは
有
(
あ
)
れど、
月
(
つき
)
の
雲井
(
くもゐ
)
に
塵
(
ちり
)
の
身
(
み
)
の
六三
(
ろくさ
)
、
何
(
なん
)
として
此戀
(
このこひ
)
なり
立
(
たち
)
けん、
夢
(
ゆめ
)
ばかりなる
契
(
ちぎ
)
り
兄君
(
あにぎみ
)
の
眼
(
め
)
にかヽりて、
或
(
あ
)
る
日
(
ひ
)
遠乘
(
とほのり
)
の
歸路
(
かへりみち
)
、
野末
(
のずゑ
)
の
茶店
(
ちやてん
)
に
女
(
をんな
)
を
拂
(
はら
)
ひて
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
尋ぬると云も
不審
(
いぶかし
)
夫
(
それ
)
は置て
兄君
(
あにぎみ
)
喜内樣にも澤井の父樣にも御
機嫌
(
きげん
)
能
(
よき
)
か物堅いお生れながらお兄樣は早三十にも成給へば御内方でも迎へ給ひしか樣子は如何にと
問懸
(
とひかく
)
れば友次郎も
諸
(
もろ
)
ともに
絶
(
たえ
)
て久敷
古郷
(
こきやう
)
の樣子少しも早く聞度と云れて忠八兎や云ん角や云んと
胸
(
むね
)
の中一人
苦
(
くる
)
しめ居たりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あにぎみ(兄君)の例文をもっと
(4作品)
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にいさん