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駿馬
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しゆんめ
ふりがな文庫
“
駿馬
(
しゆんめ
)” の例文
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
膨れいで、日がその
駿馬
(
しゆんめ
)
を他の星の下に裝はざるまに、各〻その色をもて姿を新たにするごとく 五五—五七
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
四節は追はずして
駿馬
(
しゆんめ
)
の如くに
奔馳
(
ほんち
)
し、草木の栄枯は輪なくして廻転する車の如し。自然は常変なり、
須臾
(
しゆゆ
)
も停滞することあるなし。自然は常動なり、須臾も寂静あることなし。
万物の声と詩人
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
駿馬
(
しゆんめ
)
の
威徳
(
ゐとく
)
は
金銀
(
こんごん
)
を
忌
(
い
)
み
候
(
さふらふ
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
金
(
きん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
をせめたてよ。
不可能
(旧字旧仮名)
/
エミール・ヴェルハーレン
(著)
▼ もっと見る
令史
(
れいし
)
の
家
(
いへ
)
に
駿馬
(
しゆんめ
)
あり。
無類
(
むるゐ
)
の
逸物
(
いちもつ
)
なり。
恆
(
つね
)
に
愛矜
(
あいきん
)
して
芻秣
(
まぐさ
)
を
倍
(
ま
)
し、
頻
(
しきり
)
に
豆
(
まめ
)
を
食
(
は
)
ましむれども、
日
(
ひ
)
に
日
(
ひ
)
に
痩
(
やせ
)
疲
(
つか
)
れて
骨立
(
こつりつ
)
甚
(
はなは
)
だし。
擧家
(
きよか
)
これを
怪
(
あやし
)
みぬ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金
(
きん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
は
推
(
お
)
し上げる。
不可能
(旧字旧仮名)
/
エミール・ヴェルハーレン
(著)
夫
(
そ
)
れ
駿馬
(
しゆんめ
)
の
威徳
(
ゐとく
)
といつぱ
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
拜謁
(
はいえつ
)
申
(
まう
)
して
駿馬
(
しゆんめ
)
を
奉
(
たてまつ
)
らん
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
“駿馬”の意味
《名詞》
駿足の優れた馬。
(出典:Wiktionary)
駿
漢検準1級
部首:⾺
17画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“駿”で始まる語句
駿河
駿河台
駿府
駿
駿足
駿州
駿河守
駿河台下
駿河臺
駿河町