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飼
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が
ふりがな文庫
“
飼
(
が
)” の例文
そして、ふたつの前足で、袋のひもをおさえて、なかなか気取ったかっこうで、
兎
(
うさぎ
)
をたくさん、はなし
飼
(
が
)
いにしてあるところへ行きました。
猫吉親方:またの名 長ぐつをはいた猫
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
聞
(
き
)
くところによりますと、こんどわたしたちが
放
(
はな
)
し
飼
(
が
)
いになったについて、ねずみどもがたいそう
困
(
こま
)
って、
昨晩
(
さくばん
)
お
寺
(
てら
)
の
和尚
(
おしょう
)
さんの
所
(
ところ
)
へ行って
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
その後、
羅府
(
ロスアンゼルス
)
動物園へ、選手一同
赴
(
おもむ
)
いた折にも、
巨
(
おお
)
きな象の二三頭が、放し
飼
(
が
)
いになって自由に散歩しているあいだを、内田さんと手を
繋
(
つな
)
ぎ歩いているあなたの姿をお
見掛
(
みか
)
けしたことがあります。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
与力満谷剣之助をお
捕頭
(
とりがしら
)
に、それに、
眼明
(
めあか
)
しの金山寺屋の音松と、金山寺屋の手
飼
(
が
)
いの
捕方
(
とりかた
)
を四、五十人もつけて、一隊、
闇夜
(
あんや
)
の
暴風雨
(
あらし
)
をついて、黒門町の壁辰の家を
襲
(
おそ
)
った——まではよかったが
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
それ
故
(
ゆえ
)
こんどお
上
(
かみ
)
からおふれが出て、
放
(
はな
)
し
飼
(
が
)
いになったのを
幸
(
さいわ
)
い、さしあたりねずみどもを
手
(
て
)
はじめに、
人間
(
にんげん
)
にあだをする
獣
(
けもの
)
を
片
(
かた
)
っぱしから
退治
(
たいじ
)
するつもりでいるのです。
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
和尚
(
おしょう
)
さまも
御存
(
ごぞん
)
じのとおり、このごろお
上
(
かみ
)
のお
言
(
い
)
いつけで、
都
(
みやこ
)
の
猫
(
ねこ
)
が
残
(
のこ
)
らず
放
(
はな
)
し
飼
(
が
)
いになりましたので、
罪
(
つみ
)
のないわたくしどもの
仲間
(
なかま
)
で、
毎日
(
まいにち
)
、
毎晩
(
まいばん
)
、
猫
(
ねこ
)
の
鋭
(
するど
)
い
爪
(
つま
)
さきにかかって
命
(
いのち
)
を
落
(
お
)
とすものが
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
飼
常用漢字
小5
部首:⾷
13画
“飼”を含む語句
飼料
飼糧
鵜飼
駒飼
牛飼
手飼
飼犬
飼葉
馬飼
飼馬
飼桶
鳥飼
飼鳥
羊飼
蚕飼
子飼
犬飼現八
飼主
放飼
飼猫
...