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負
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まか
ふりがな文庫
“
負
(
まか
)” の例文
ディオニシアスは
遂
(
つい
)
にシラキュース人を率いて、それらのアフリカ人と大戦をしました。そして手ひどく打ち
負
(
まか
)
してしまいました。
デイモンとピシアス
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
嬉
(
うれ
)
しくツて/\、
雀躍
(
こをどり
)
をするやうな
足
(
あし
)
どりで、「やつちあ
場
(
ば
)
ア
負
(
まか
)
つたい。おう、
負
(
まか
)
つた、
負
(
まか
)
つた、わつしよい/\。」
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
四十男の跡部滿十郎が、お
頼
(
より
)
を自分のところへ引取るために氣違ひ染みた情熱に打ち
負
(
まか
)
されて、人間の思ひ付く一番タチの惡い罪を犯したのでした。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ヘヽー
何
(
ど
)
うでげせう、三
朱
(
しゆ
)
位
(
ぐらゐ
)
には
負
(
まか
)
りますまいか。坊「
焼場
(
やきば
)
へ
来
(
き
)
て
値切
(
ねぎ
)
るものもないもんだ、
極
(
きま
)
つて
居
(
ゐ
)
るよ。金「ナニ
本当
(
ほんたう
)
に
焼
(
や
)
けないでも
宜
(
よろ
)
しいんで。 ...
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此
(
こ
)
の
季節
(
きせつ
)
を
空
(
むね
)
しく
費
(
つひや
)
すことが一
日
(
にち
)
でも
非常
(
ひじやう
)
な
損失
(
そんしつ
)
であるといふ
見易
(
みやす
)
い
利害
(
りがい
)
の
打算
(
ださん
)
から
彼
(
かれ
)
は
到頭
(
たうとう
)
打
(
う
)
ち
負
(
まか
)
されて
復
(
また
)
一
所懸命
(
しよけんめい
)
に
勞働
(
らうどう
)
に
從事
(
じうじ
)
した。
彼
(
かれ
)
はもう
卯平
(
うへい
)
と
一言
(
ひとこと
)
も
口
(
くち
)
を
利
(
き
)
かなくなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
侍「なに拾両とか、
些
(
ちっ
)
と高いようだな、七枚半には
負
(
まか
)
らんかえ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「おう、
苺
(
いちご
)
だ
苺
(
いちご
)
だ、
飛切
(
とびきり
)
の
苺
(
いちご
)
だい、
負
(
まか
)
つた
負
(
まか
)
つた。」
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“負”の意味
《名詞》
(フ)実数で零(無)より小さい数。
(フ)悪い状態。否定的な状態。厭わしい状態。
(出典:Wiktionary)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
“負”を含む語句
背負
脊負
負傷
勝負
負惜
手負
負債
負傷者
請負
気負
引背負
背負梯子
贔負
負目
背負上
背負籠
背負子
御負
背負投
負嫌
...