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しようもん
ふりがな文庫
“
證文
(
しようもん
)” の例文
新字:
証文
朱塗りの手筐の
證文
(
しようもん
)
も、何時誰に見付けられて、奪ひ去られて了ふものか、全く油斷も
隙
(
すき
)
もありません。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
掛
(
かけ
)
漸
(
やうや
)
く敵を
討
(
うち
)
て候と申立しかば大岡殿
不審
(
ふしん
)
に思はれ其方敵の
面體
(
めんてい
)
豫
(
かね
)
て
見覺
(
みおぼ
)
え居たるや
覺束
(
おぼつか
)
なしと有しに
瀬川
(
せがは
)
其事
(
そのこと
)
は上方の
客
(
きやく
)
三人半左衞門へ金四百兩
預
(
あづ
)
け候とて
證文
(
しようもん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
而
(
さう
)
して
彼
(
かれ
)
は
昔
(
むかし
)
の
生活
(
せいくわつ
)
が
健全
(
けんぜん
)
で、
愉快
(
ゆくわい
)
で、
興味
(
きようみ
)
の
有
(
あ
)
つたこと、
其頃
(
そのころ
)
の
上流社會
(
じやうりうしやくわい
)
には
知識
(
ちしき
)
が
有
(
あ
)
つたとか、
又
(
また
)
其社會
(
そのしやくわい
)
では
廉直
(
れんちよく
)
、
友誼
(
いうぎ
)
を
非常
(
ひじやう
)
に
重
(
おも
)
んじてゐたとか、
證文
(
しようもん
)
なしで
錢
(
ぜに
)
を
貸
(
か
)
したとか
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
然れば亡父之
靈魂
(
れいこん
)
をも安ぜしめ申度御座候に付、其節差上置候
證文
(
しようもん
)
、御返被
レ
下候はゞ、亡父へも右之首尾相濟候儀を
申解
(
まうしとき
)
候半歟と相考候付、宜敷
御了解
(
ごれうげ
)
被
二
成下
一
候處、
偏
(
ひとへに
)
奉
レ
希候。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
云はるゝ
人哉
(
ひとかな
)
恐
(
おそ
)
ろしや又五十兩と有れば
容易
(
ようい
)
成
(
なら
)
ざる大金なり夫には何ぞ證據にても有りさうな物と
言
(
いへ
)
ば其時千太郎如何にも御自分が
認
(
したゝ
)
められし
受取
(
うけとり
)
證文
(
しようもん
)
是
(
これ
)
見
(
み
)
られよと云ひつゝ一
札
(
さつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
二度の勤めをさせるといふ
證文
(
しようもん
)
まで取つて、時々醫者をよこしました。
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大切
(
たいせつ
)
に勤めますと云其言葉に
田舍訛
(
ゐなかなま
)
り有けれど
容貌
(
きりやう
)
のよさに
主人
(
あるじ
)
もはずみ少し高くは思へども
終
(
つひ
)
に年一
杯
(
ぱい
)
廿七年の
夏
(
なつ
)
四月までの
證文
(
しようもん
)
にて五十兩に
買
(
かは
)
んとの挨拶に十兵衞は大いに悦び五十兩の金の有ならば年貢の未進は殘らず
納
(
をさ
)
め所々の
買懸
(
かひがか
)
り其外の
借錢
(
しやくせん
)
まで殘らず一時に
片
(
かた
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
證
部首:⾔
19画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“證”で始まる語句
證據
證
證人
證明
證據立
證跡
證者
證明書
證書
證左