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祭禮
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さいれい
申又傳吉より先日
御吟味の節思ひあたりしは源次郎
妻千代事に付て
段々御吟味うかゞひしに上臺憑司が
娘に候はん此
義は私
幼少の
頃高田城下の
祭禮を
玄竹の
藥箱は
可なり
重いものであつた。これは
玉造の
稻荷の
祭禮に
御輿擔いだ
町の
若い
衆がひどい
怪我をした
時玄竹が
療治をしてやつたお
禮に
貰つたものであつた。
第一番に
渡し
諫皷は二番に
渡しけるが
或時の
祭禮に
彼猿の出し
作ふひまに先へ
拔たり此時よりして鳥の出し一番に
渡るとの
嚴命にて
長く一番とはなりにけり是天下太平の
功なり
祭禮の
雨を、ばんどり
祭と
稱ふ。だんどりが
違つて
子供は
弱る。
ぞなしにける
抑々此廣島は大坂より
海上百里餘にて
當所嚴島大明神と申は
推古天皇の五年に
出現ましませし神なり
社領千石あり毎月六日十六日
祭禮なり其外三
女神の傳あり
七濱七夷等を