トップ
>
王
>
きみ
ふりがな文庫
“
王
(
きみ
)” の例文
ガリレヤに、弟ピリポ、イツリヤとトラコニチスとに、リサニヤスはアビレナに
分封
(
わけもち
)
の
王
(
きみ
)
たりし世、
荒野
(
あれの
)
のヨハネに
御言葉
(
みことば
)
の
降
(
くだ
)
りし時の如し。
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
わが国の昔にも、
応神
(
おうじん
)
天皇が兄皇子の
大鷦鷯
(
おおささぎ
)
の
王
(
きみ
)
をさしおいて、末皇子の
菟道
(
うじ
)
の
王
(
きみ
)
を皇太子とお定めになりました。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ペトゥローがいまだ捕へようともせぬ暇に、疾くもイワンは敵将の頸に縄うち、
王
(
きみ
)
の御前に引き立てけり。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
姉の腹には山辺ノ
王女
(
みこ
)
が生まれ、妹は穂積ノ
王
(
きみ
)
を生んで、それぞれことし五つと三つになる。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
経を考ふるに云はく、
若
(
も
)
し国土に
講宣
(
かうせん
)
読誦
(
どくじゆ
)
、
恭敬
(
くぎやう
)
供養
(
くやう
)
して此の経を
流通
(
るつう
)
せる
王
(
きみ
)
有らば、我等が四王常に来りて
擁護
(
ゆご
)
し、一切の
灾障
(
さいさう
)
皆
(
みな
)
消殄
(
せうでん
)
せしめむ。
憂愁
(
うしう
)
疫疾
(
やくしつ
)
も
亦
(
また
)
除き
差
(
いや
)
さしめむ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
▼ もっと見る
豐葦原ノ
千五百秋
(
ちいほあき
)
ノ
瑞穗
(
みづほ
)
ノ國ハ、我ガ
子孫
(
うみのこ
)
ノ
王
(
きみ
)
タルベキ
地
(
くに
)
ナリ、
爾
(
いまし
)
、
皇孫
(
すめみま
)
就
(
ゆき
)
テ
治
(
しら
)
セ。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
吾がために教を
遺
(
のこ
)
せとあるに、叔座いふ。
一三一
商鞅
(
しやうあう
)
年少しといへども
一三二
奇才
(
きさい
)
あり。
王
(
きみ
)
若
(
も
)
し此の人を用ゐ給はずば、これを殺しても
一三三
境
(
さかひ
)
を出すことなかれ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
本朝に儒教を
尊
(
たふと
)
みて
専
(
もは
)
ら
王道
(
わうだう
)
の
輔
(
たすけ
)
とするは、
菟道
(
うぢ
)
の
王
(
きみ
)
、
百済
(
くだら
)
の
七六
王仁
(
わに
)
を召して学ばせ給ふをはじめなれば、此の
兄弟
(
はらから
)
の
王
(
きみ
)
の
御
(
み
)
心ぞ、
即
(
やが
)
て
漢土
(
もろこし
)
の
聖
(
ひじり
)
の御心ともいふべし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“王”の解説
王(おう)とは、君主の称号。一般的には一国家・一民族・一部族などの最高支配者であり、君主・国王・帝王などを指す。また、同類やその道で最も優れているものを意味する。英語では“king”(キング)と訳されており、頭文字“k”が大文字の“the King”(ザ・キング)は特に唯一神(God)・王の中の王・皇帝なども指す。
また漢字の「王」は、主に東アジア地域において用いられた爵位の一つ。
(出典:Wikipedia)
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“王”を含む語句
女王
大王
王女
覇王樹
龍王
王子
帝王
仁王立
王者
王様
医王山
王侯
青竜王
天王寺
山王
閻王
王妃
魔王
王冠
転輪聖王
...