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狂乱
ふりがな文庫
“狂乱”のいろいろな読み方と例文
旧字:
狂亂
読み方
割合
きょうらん
42.9%
きやうらん
28.6%
きちがい
14.3%
くるいみだ
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうらん
(逆引き)
問『では
今
(
いま
)
までただお
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
せないという
丈
(
だけ
)
で、あなた
様
(
さま
)
は
私
(
わたくし
)
の
狂乱
(
きょうらん
)
の
状態
(
じょうたい
)
を
蔭
(
かげ
)
からすっかり
御覧
(
ごらん
)
になっては
居
(
お
)
られましたので……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
狂乱(きょうらん)の例文をもっと
(3作品)
見る
きやうらん
(逆引き)
旅籠屋
(
はたごや
)
に
取
(
と
)
つては
実際
(
じつさい
)
容易
(
ようい
)
な
事
(
こと
)
では
無
(
な
)
からう、——
仮初
(
かりそめ
)
に
宿
(
やど
)
つた
夫婦
(
ふうふ
)
が、
婦
(
をんな
)
は
生死
(
しやうし
)
も
行衛
(
ゆくゑ
)
も
知
(
し
)
れず、
男
(
をとこ
)
は
其
(
それ
)
が
為
(
ため
)
に、
殆
(
ほと
)
んど
狂乱
(
きやうらん
)
の
形
(
かたち
)
で、
夜昼
(
ひるよる
)
とも
無
(
な
)
しに
迷
(
まよ
)
ひ
歩行
(
ある
)
く……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
狂乱(きやうらん)の例文をもっと
(2作品)
見る
きちがい
(逆引き)
ヘイ……お八代さんは今では半
狂乱
(
きちがい
)
のようになったまま足を
挫
(
くじ
)
いて床に就いているそうで御座います。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
狂乱(きちがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くるいみだ
(逆引き)
さすがに人に誇っておりました源の怪力も、恋の力には
及
(
かな
)
いません。源は怒の為に血を注いだようになりまして、
罵
(
ののし
)
って見ても、叱って見ても、
狂乱
(
くるいみだ
)
れた馬の耳には何の
甲斐
(
かい
)
もない。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
狂乱(くるいみだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“狂乱”の意味
《名詞》
狂乱(きょうらん)
心が狂ったようになり、取り乱すこと。
(比喩)極めて異常なこと。
(歌舞伎)狂人が舞い狂う所作。
(出典:Wiktionary)
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“狂”で始まる語句
狂
狂人
狂気
狂犬
狂言
狂奔
狂氣
狂瀾
狂喜
狂歌
検索の候補
半狂乱
御狂乱
保名狂乱
狂喜乱舞
“狂乱”のふりがなが多い著者
アーネスト・トンプソン・シートン
浅野和三郎
下村湖人
泉鏡太郎
島崎藤村
北原白秋
夢野久作
泉鏡花