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狂乱
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きやうらん
ふりがな文庫
“
狂乱
(
きやうらん
)” の例文
旧字:
狂亂
旅籠屋
(
はたごや
)
に
取
(
と
)
つては
実際
(
じつさい
)
容易
(
ようい
)
な
事
(
こと
)
では
無
(
な
)
からう、——
仮初
(
かりそめ
)
に
宿
(
やど
)
つた
夫婦
(
ふうふ
)
が、
婦
(
をんな
)
は
生死
(
しやうし
)
も
行衛
(
ゆくゑ
)
も
知
(
し
)
れず、
男
(
をとこ
)
は
其
(
それ
)
が
為
(
ため
)
に、
殆
(
ほと
)
んど
狂乱
(
きやうらん
)
の
形
(
かたち
)
で、
夜昼
(
ひるよる
)
とも
無
(
な
)
しに
迷
(
まよ
)
ひ
歩行
(
ある
)
く……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
狂乱
(
きやうらん
)
の日の光
吸
(
す
)
ふ
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“狂乱”の意味
《名詞》
狂乱(きょうらん)
心が狂ったようになり、取り乱すこと。
(比喩)極めて異常なこと。
(歌舞伎)狂人が舞い狂う所作。
(出典:Wiktionary)
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“狂”で始まる語句
狂
狂人
狂気
狂犬
狂言
狂奔
狂氣
狂瀾
狂喜
狂歌