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きょうらん
ふりがな文庫
“きょうらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狂瀾
75.0%
狂乱
12.5%
橋欄
4.2%
凶乱
4.2%
狂爛
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狂瀾
(逆引き)
ようやく笑いがやみそうになったら、五つになる女の子が「御かあ様、猫も随分ね」といったので
狂瀾
(
きょうらん
)
を
既倒
(
きとう
)
に何とかするという勢でまた大変笑われた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きょうらん(狂瀾)の例文をもっと
(18作品)
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狂乱
(逆引き)
私
(
わたし
)
は、ロボが
狂乱
(
きょうらん
)
しているのを知ったから、いよいよわなを要所要所にかけておいた。一度はたしかにその一つにひっかかったが、ロボはそれをねじ切って
逃
(
に
)
げた。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
きょうらん(狂乱)の例文をもっと
(3作品)
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橋欄
(逆引き)
見上げると、もう橋の上には鮮かな入日の光が消えて、ただ、石の
橋欄
(
きょうらん
)
ばかりが、ほのかに青んだ
暮方
(
くれがた
)
の空を、黒々と正しく切り抜いている。が、女は未だに来ない。
尾生の信
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
見上げると、高い石の
橋欄
(
きょうらん
)
には、
蔦蘿
(
つたかずら
)
が半ば
這
(
は
)
いかかって、時々その間を通りすぎる往来の人の
白衣
(
はくい
)
の裾が、鮮かな入日に照らされながら、悠々と風に吹かれて行く。が、女は未だに来ない。
尾生の信
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
きょうらん(橋欄)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
凶乱
(逆引き)
暁からの
本能寺
(
ほんのうじ
)
の煙が、まだ太陽の
面
(
おもて
)
に墨を流しているうちに、
凶乱
(
きょうらん
)
の張本人、光秀の名と、信長の死は、極度な人心の愕きに作用されて、かなり遠方まで、国々の耳をつらぬいて行った。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きょうらん(凶乱)の例文をもっと
(1作品)
見る
狂爛
(逆引き)
まぐろのいろの
狂爛
(
きょうらん
)
のかげにたぎり立つ油の音の
怒濤
(
どとう
)
である。——が、かつてそこは、入るとすぐおもてに
粗
(
あら
)
い格子を入れて左官の親方が住んでいた。その隣に「きくもと」という待合があった。
雷門以北
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
きょうらん(狂爛)の例文をもっと
(1作品)
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