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水飴
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みづあめ
ふりがな文庫
“
水飴
(
みづあめ
)” の例文
「そんぢやおとつゝあ
水飴
(
みづあめ
)
でも
買
(
か
)
つて
來
(
き
)
てやつたらよかつぺな、
與吉
(
よき
)
げ
隱
(
かく
)
して
置
(
お
)
けば
何
(
なん
)
でも
有
(
あ
)
んめえな」おつぎは
更
(
さら
)
に
卯平
(
うへい
)
を
顧
(
かへり
)
みて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
父は痰持であつたから、
水飴
(
みづあめ
)
だの
生薑
(
しやうが
)
の
砂糖漬
(
さたうづけ
)
などを買つてしまつて置いた。水飴は隣の宝泉寺からよく
貰
(
もら
)
つて来たやうである。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
最早
(
もう
)
それはいひツこなしとゝめるも
云
(
い
)
ふも一
ト
筋道
(
すぢみち
)
横町
(
よこちやう
)
の
方
(
かた
)
に
植木
(
うゑき
)
は
多
(
おほ
)
しこちへと
招
(
まね
)
けば
走
(
はし
)
りよるぬり
下駄
(
げた
)
の
音
(
おと
)
カラコロリ
琴
(
こと
)
ひく
盲女
(
ごぜ
)
は
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
朝顔
(
あさがほ
)
か
露
(
つゆ
)
のひぬまのあはれ/\
粟
(
あは
)
の
水飴
(
みづあめ
)
めしませとゆるく
甘
(
あま
)
くいふ
隣
(
となり
)
にあつ
焼
(
やき
)
の
塩
(
しほ
)
せんべいかたきを
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
今日
(
けふ
)
は
午後
(
ひるすぎ
)
で
居
(
ゐ
)
めえと
思
(
おも
)
ふから
明日
(
あした
)
にすべと
思
(
おも
)
つて
止
(
や
)
めたのせ、
明日
(
あした
)
行
(
い
)
つたら
水飴
(
みづあめ
)
でも
買
(
か
)
つて
來
(
き
)
てやれなんておつうも
云
(
い
)
ふもんでがすからね
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「おとつゝあ、どうせ
茶漬茶碗
(
ちやづけぢやわん
)
も
要
(
え
)
つから
茶碗
(
ちやわん
)
買
(
か
)
つてそれさ
水飴
(
みづあめ
)
入
(
せ
)
えて
繩
(
なは
)
で
縛
(
しば
)
つて
來
(
こ
)
う、さうすつとえゝや」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“水飴”の解説
水飴(みずあめ)は、デンプンを酸や糖化酵素で糖化して作られた粘液状の甘味料。ブドウ糖、麦芽糖、デキストリンなどの混合物で、主成分は酵素糖化水あめや麦芽水あめでは麦芽糖である。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
飴
漢検準1級
部首:⾷
13画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶