“數日間”のいろいろな読み方と例文
新字:数日間
読み方割合
すうにちかん50.0%
すうじつかん25.0%
すじつかん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弦月丸(げんげつまる)の沈沒(ちんぼつ)以來(いらい)十數日間(すうにちかん)は、青(あを)い空(そら)と、青(あを)い波(なみ)の外(ほか)は何(なに)一つも眺(なが)めた事(こと)のない吾等(われら)が、不意(ふい)に此(この)島(しま)を見出(みいだ)した時(とき)の嬉(うれ)しさ、翅(つばさ)あらば飛(と)んでも行(ゆ)きたき心地(こゝち)、けれど悲(かな)しや
それから數日間(すうじつかん)は主人(しゆじん)の家(うち)に姿(すがた)を見(み)せなかつた。内儀(かみ)さんは傭人(やとひにん)の惡戯(いたづら)を聞(き)いて寧(むし)ろ憐(あはれ)になつて又(また)こちらから仕事(しごと)を吩咐(いひつ)けてやつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其(その)財布(さいふ)の僅(わづか)な蓄(たくは)へは此(この)數日間(すじつかん)にどれ程(ほど)彼(かれ)を救(すく)つたか知(し)れなかつた。彼(かれ)はまだ幾(いく)らかの日用品(にちようひん)を求(もと)める餘力(よりよく)を有(いう)して居(ゐ)た。彼(かれ)は開墾(かいこん)の賃錢(ちんせん)を手(て)にすることが出來(でき)ればといふ望(のぞ)みが十分(ぶん)にあつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)