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戦乱
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せんらん
ふりがな文庫
“
戦乱
(
せんらん
)” の例文
いや、おんみずからのご
不自由
(
ふじゆう
)
よりも、
戦乱
(
せんらん
)
のちまたに
飢
(
う
)
えひしがれている民のうえにご
宸念
(
しんねん
)
を
休
(
やす
)
ませられたことがない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戦乱
(
せんらん
)
の途中で、ここを港にする必要が出来て、こんなものが出来上ったらしい。殺風景で、いい感じはしなかった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そして
近
(
ちか
)
い
内
(
うち
)
に
黄道吉日
(
こうどうきちにち
)
を
択
(
えら
)
んで、
婚礼
(
こんれい
)
の
式
(
しき
)
を
挙
(
あ
)
げようとしていた
際
(
さい
)
に、
不図
(
ふと
)
起
(
おこ
)
りましたのがあの
戦乱
(
せんらん
)
、
間
(
ま
)
もなく
良人
(
おっと
)
となるべき
人
(
ひと
)
は
戦場
(
せんじょう
)
の
露
(
つゆ
)
と
消
(
き
)
え
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
江戸時代
(
えどじだい
)
の
泰平
(
たいへい
)
の
夢
(
ゆめ
)
も
破
(
やぶ
)
れるときがきました。
江戸
(
えど
)
の
街々
(
まちまち
)
が
戦乱
(
せんらん
)
の
巷
(
ちまた
)
となりましたときに、この一
家
(
か
)
の
人々
(
ひとびと
)
も、ずっと
遠
(
とお
)
い、
田舎
(
いなか
)
の
方
(
ほう
)
へ
逃
(
のが
)
れてきました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
城内
(
じょうない
)
の
長屋
(
ながや
)
というのは、
館
(
たち
)
につめている
常備
(
じょうび
)
の
侍
(
さむらい
)
や
雑人
(
ぞうにん
)
たちの
住居
(
すまい
)
で、
重臣
(
じゅうしん
)
でも、一
朝
(
ちょう
)
戦乱
(
せんらん
)
でもあって
籠城
(
ろうじょう
)
となるような
場合
(
ばあい
)
には、城下の
屋敷
(
やしき
)
からみな
妻子眷族
(
さいしけんぞく
)
を引きあげてここに住まわせ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“戦乱”の意味
《名詞》
戦 乱(せんらん)
戦争が起こりその地域の秩序が乱れること。
(出典:Wiktionary)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“戦”で始まる語句
戦
戦慄
戦争
戦々兢々
戦捷
戦袍
戦死
戦場
戦闘
戦塵