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徳義
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とくぎ
ふりがな文庫
“
徳義
(
とくぎ
)” の例文
『でも、お
前
(
まへ
)
!』と
公爵夫人
(
こうしやくふじん
)
は
云
(
い
)
つて、『
何事
(
なにごと
)
でも
徳義
(
とくぎ
)
で
持
(
も
)
つてるのさ、よく
氣
(
き
)
をつけて
御覽
(
ごらん
)
』
夫人
(
ふじん
)
は
尚
(
な
)
ほも
愛
(
あい
)
ちやんの
傍
(
そば
)
へ
近寄
(
ちかよ
)
りました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
独
(
ひと
)
り
三河武士
(
みかわぶし
)
の末流として徳川
累世
(
るいせい
)
の
恩義
(
おんぎ
)
に対し
相済
(
あいす
)
まざるのみならず、
苟
(
いやしく
)
も一個の士人たる
徳義
(
とくぎ
)
操行
(
そうこう
)
において天下後世に
申訳
(
もうしわけ
)
あるべからず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
私
(
わたし
)
が
医者
(
いしゃ
)
で、
貴方
(
あなた
)
が
精神病者
(
せいしんびょうしゃ
)
であると
云
(
い
)
うことにおいて、
徳義
(
とくぎ
)
も
無
(
な
)
ければ、
論理
(
ろんり
)
も
無
(
な
)
いのです。
詰
(
つま
)
り
偶然
(
ぐうぜん
)
の
場合
(
ばあい
)
のみです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
昔
(
むかし
)
、三
苗
(
べう
)
氏
(
し
)
は
(七六)
洞庭
(
どうてい
)
を
左
(
ひだり
)
にし、
(七七)
彭蠡
(
はうれい
)
を
右
(
みぎ
)
にせしが、
徳義
(
とくぎ
)
修
(
をさま
)
らず、
禹
(
う
)
之
(
これ
)
を
滅
(
ほろ
)
ぼせり。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
こういう時は漁師の間にも
徳義
(
とくぎ
)
が行われていて、鰯の群れが動くまで待たなければなりません。東へ動くと李一の方の漁になり、南へずって行くと隣村の利益になるのでした。
不思議な魚
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたし
)
が
醫者
(
いしや
)
で、
貴方
(
あなた
)
が
精神病者
(
せいしんびやうしや
)
であると
云
(
い
)
ふことに
於
(
おい
)
て、
徳義
(
とくぎ
)
も
無
(
な
)
ければ、
論理
(
ろんり
)
も
無
(
な
)
いのです。
詰
(
つま
)
り
偶然
(
ぐうぜん
)
の
場合
(
ばあひ
)
のみです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
其
(
そ
)
れの
徳義
(
とくぎ
)
は——「
廋
(
かく
)
すより
露
(
あら
)
はるゝはなし」——
尚
(
な
)
ほ
言
(
い
)
ひ
換
(
か
)
へれば——「
外見
(
ぐわいけん
)
を
飾
(
かざ
)
るな、
幾
(
いく
)
ら
體裁
(
ていさい
)
ばかり
繕
(
つくろ
)
つても
駄目
(
だめ
)
だ、
蛙
(
かはづ
)
の
子
(
こ
)
は
矢
(
や
)
ツ
張
(
ぱり
)
蛙
(
かはづ
)
さ」
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
『さう』と
云
(
い
)
つて
公爵夫人
(
こうしやくふじん
)
は、『それにも
徳義
(
とくぎ
)
がある——「それは、それは
友愛
(
いうあい
)
です、それは
友愛
(
いうあい
)
です、それは
此世
(
このよ
)
を
圓滑
(
ゑんくわつ
)
にするところのものです!」』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“徳義”で始まる語句
徳義上
徳義的