“とくぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
徳義100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし、三べう(七六)洞庭どうていひだりにし、(七七)彭蠡はうれいみぎにせしが、徳義とくぎをさまらず、これほろぼせり。
こういう時は漁師の間にも徳義とくぎが行われていて、鰯の群れが動くまで待たなければなりません。東へ動くと李一の方の漁になり、南へずって行くと隣村の利益になるのでした。
不思議な魚 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
わたし醫者いしやで、貴方あなた精神病者せいしんびやうしやであるとふことにおいて、徳義とくぎければ、論理ろんりいのです。つま偶然ぐうぜん場合ばあひのみです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)