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大深林
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だいしんりん
ふりがな文庫
“
大深林
(
だいしんりん
)” の例文
すると、たちまちみんなのじき後へ、大きな木が、一どにぎっしり生えのびて、またたく
間
(
ま
)
に大きな
大深林
(
だいしんりん
)
が出来ました。兵たいたちは
ぶくぶく長々火の目小僧
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
きょうも
棒切
(
ぼうき
)
れを手にもって、友だち
小猿
(
こざる
)
を二、三十
匹
(
ぴき
)
つれ、
僧正谷
(
そうじょうがたに
)
から、
百足虫腹
(
むかでばら
)
の
嶮岨
(
けんそ
)
をつたい、
鞍馬
(
くらま
)
の
大深林
(
だいしんりん
)
をあそびまわっているのは、
果心居士
(
かしんこじ
)
の
童弟子
(
わらべでし
)
、いが
栗
(
ぐり
)
あたまの
竹童
(
ちくどう
)
であった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猛狒
(
ゴリラ
)
と
大奮鬪
(
だいふんとう
)
の
塲所
(
ばしよ
)
から
凡
(
およ
)
そ七八
町
(
ちやう
)
も
歩
(
あゆ
)
んだと
思
(
おも
)
ふ
頃
(
ころ
)
、
再
(
ふたゝ
)
び
海
(
うみ
)
の
見
(
み
)
える
所
(
ところ
)
へ
出
(
で
)
た。それから、
丘陵
(
をか
)
二つ
越
(
こ
)
え、
一筋
(
ひとすぢ
)
の
清流
(
ながれ
)
を
渡
(
わた
)
り、
薄暗
(
うすくら
)
い
大深林
(
だいしんりん
)
の
間
(
あひだ
)
を
※
(
す
)
ぎ、
終
(
つひ
)
に
眼界
(
がんかい
)
の
開
(
ひら
)
くる
所
(
ところ
)
、
大佐
(
たいさ
)
の
家
(
いへ
)
を
眺
(
なが
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
山
(
やま
)
の
半腹
(
はんぷく
)
以上
(
いじやう
)
は
赤色
(
せきしよく
)
の
燒石
(
やけいし
)
の
物凄
(
ものすご
)
い
樣
(
やう
)
に
削立
(
せうりつ
)
して
居
(
を
)
るが、
麓
(
ふもと
)
は
限
(
かぎ
)
りもなき
大深林
(
だいしんりん
)
で、
深林
(
しんりん
)
の
中央
(
ちうわう
)
を
横斷
(
わうだん
)
して、
大河
(
たいか
)
滔々
(
とう/\
)
と
流
(
なが
)
れて
居
(
を
)
る
樣子
(
やうす
)
、
其邊
(
そのへん
)
を
進行
(
しんかう
)
したら
隨分
(
ずいぶん
)
奇
(
く
)
しき
出來事
(
できごと
)
もあらうと
思
(
おも
)
つたので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“大深”で始まる語句
大深海
大深泰三