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壯健
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たつしや
ふりがな文庫
“
壯健
(
たつしや
)” の例文
新字:
壮健
「それだからね、
翼
(
はね
)
の
弱
(
よわ
)
いものや
體
(
からだ
)
の
壯健
(
たつしや
)
でないものは、みんな
途中
(
とちう
)
で、かわいさうに
海
(
うみ
)
に
落
(
お
)
ちて
死
(
し
)
んでしまふのよ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
卯平
(
うへい
)
は
幾杯
(
いくはい
)
も
只
(
たゞ
)
茶
(
ちや
)
を
啜
(
すゝ
)
つた。
壯健
(
たつしや
)
だといつても
彼
(
かれ
)
は
齒
(
は
)
がげつそりと
落
(
お
)
ちて
軟
(
やはら
)
かな
物
(
もの
)
でなければ
噛
(
か
)
めなくなつて
居
(
ゐ
)
た。
卯平
(
うへい
)
は
又
(
また
)
おつぎへ
醤油
(
しやうゆ
)
の
罎
(
びん
)
を
出
(
だ
)
して
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その時父は、『
壯健
(
たつしや
)
で豪い人になつてくれ。それ迄は死なないで待つて居るぞ。石本の家を昔に還して呉れ。』
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「どうだ元氣は。家では皆んな
壯健
(
たつしや
)
かい。」私はさう挨拶の代りに云つた。
受験生の手記
(旧字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
葬
(
はう
)
ぶりし寺は當村なりやと
尋
(
たづ
)
ぬるに向ふに見え候山の
麓
(
ふもと
)
にて
宗旨
(
しうし
)
は一
向宗
(
かうしう
)
光照寺と申し候と
聞
(
きい
)
て然らば其
節
(
せつ
)
の
住持
(
ぢうぢ
)
は未だ
存命
(
ぞんめい
)
致し居やと有に
參
(
さん
)
候其節の住持
祐然
(
いうねん
)
と申すは未だ
壯健
(
たつしや
)
に候と答へける
吉田
(
よしだ
)
三五郎
然
(
さら
)
ば光照寺
住持
(
ぢうぢ
)
祐然を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
誰
(
だれ
)
もおいては
行
(
ゆ
)
きません。ひとり
殘
(
のこ
)
らず
行
(
ゆ
)
くのです。でもね、いいですか、それまでに
大
(
おほ
)
きくそして
立派
(
りつぱ
)
に
育
(
そだ
)
つことですよ。
壯健
(
たつしや
)
な
體
(
からだ
)
と
強
(
つよ
)
い
翼
(
はね
)
! わかつて
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
壯
部首:⼠
7画
健
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“壯”で始まる語句
壯
壯年
壯麗
壯快
壯丁
壯者
壯盛
壯佼
壯夫
壯士