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停車塲
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ステーシヨン
ふりがな文庫
“
停車塲
(
ステーシヨン
)” の例文
横ぎりて六時發横川行の滊車に乘らんと急ぎしに
冗口
(
むだぐち
)
といふ魔がさして
停車塲
(
ステーシヨン
)
へ着く此時おそく
彼時
(
かのとき
)
迅
(
はや
)
く滊笛一聲上野の森に
烟
(
けぶり
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
市街
(
まち
)
はづれの
停車塲
(
ステーシヨン
)
から
客待
(
きやくまち
)
の
馬車
(
ばしや
)
で、
海岸
(
かいがん
)
附近
(
まぢか
)
の
或
(
ある
)
旅亭
(
はたごや
)
に
着
(
つ
)
き、
部室
(
へや
)
も
定
(
さだ
)
まり
軈
(
やが
)
て
晝餉
(
ひるげ
)
もすむと
最早
(
もはや
)
何
(
なに
)
も
爲
(
す
)
る
事
(
こと
)
がない、
船
(
ふね
)
の
出港
(
しゆつこう
)
までは
未
(
ま
)
だ十
時間
(
じかん
)
以上
(
いじやう
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
幸ひに西も東も午後一時何分とか時間に
差
(
たが
)
ひ少なきゆゑ共に
停車塲
(
ステーシヨン
)
に入り道人は西我は東煙は同じ空に
靡
(
なび
)
けど滊車は走る道を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
隨分
(
ずゐぶん
)
故郷
(
こきよう
)
の
空
(
そら
)
の
懷
(
なつ
)
かしくなつた
事
(
こと
)
も
度々
(
たび/\
)
あつた——
昔
(
むかし
)
の
友人
(
ともだち
)
の
事
(
こと
)
や——
品川灣
(
しながはわん
)
の
朝景色
(
あさげしき
)
や——
上野淺草
(
うへのあさくさ
)
邊
(
へん
)
の
繁華
(
にぎやか
)
な
町
(
まち
)
の
事
(
こと
)
や——
新橋
(
しんばし
)
の
停車塲
(
ステーシヨン
)
の
事
(
こと
)
や——
回向院
(
ゑこうゐん
)
の
相撲
(
すまふ
)
の
事
(
こと
)
や——
神樂坂
(
かぐらざか
)
の
縁日
(
えんにち
)
の
事
(
こと
)
や——
萬
(
よろづ
)
朝報
(
てうほう
)
の
佛蘭西
(
フランス
)
小説
(
せうせつ
)
の
事
(
こと
)
や——
錦輝舘
(
きんきくわん
)
の
政談
(
せいだん
)
演説
(
えんぜつ
)
の
事
(
こと
)
や——
芝居
(
しばゐ
)
の
事
(
こと
)
や
浪花節
(
なにはぶし
)
の
事
(
こと
)
や
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
爭ひ兄弟
親子
(
しんし
)
疎遠になり
敵
(
かたき
)
同士と摺れ合ふよりは幸福なりなど思ひつゞくるうち
鵜沼
(
うぬま
)
も過ぎて
加納
(
かなふ
)
に着きしが
此間
(
このあひだ
)
の景色川あり山あり觀音坂といふ邊など誠に面白き所なりし岐阜の
停車塲
(
ステーシヨン
)
の手前の料理店に
入
(
い
)
りて晝を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
停
常用漢字
小5
部首:⼈
11画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
塲
部首:⼟
14画
“停車”で始まる語句
停車場
停車
停車場前
停車駅
停車場側
停車場寄
停車場路
停車場居廻