また、どこの使者か、どこから帰って来た使番か、寺中と外との往来も頻繁だった。その中には、どこかで見覚えのある武士もあって
席を捜したが三之丞がいない、すぐに詰所を見にやると、非番に当っているというので先刻もう下城したという、慌てて使番が馬を飛ばして迎えにいった。
“使番”の解説
使番(つかいばん)とは、江戸幕府および諸藩の職名。古くは使役(つかいやく)とも称した。その由来は戦国時代において、戦場において伝令や監察、敵軍への使者などを務めた役職である。これがそのまま江戸幕府や諸藩においても継承された。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“使番”で始まる語句