体格たいかく)” の例文
旧字:體格
ノッポは光吉こうきちのあだ名だった。かれは成績せいせきも級一番だが、体格たいかくもだんぜんずばぬけていた。ちびの内藤ないとうなぞは、かれのかたくらいしかない。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
下田の金さんとこでは、去年は兄貴あにきが抽籤でのがれたが、今年は稲公があの体格たいかくで、砲兵にとられることになった。当人はいさんで居るが、阿母おふくろが今からしおれて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
わたくしただちにこれが天狗てんぐさんの頭目かしらであるな、とさとりましたが、かねて想像そうぞうしてたのとはちがって、格別かくべつはなたかわけでもなく、ただ体格たいかく普通人ふつうじんよりすこおおきく
はつ体格たいかくおおきく、ちからもあるおんなであったから、袖子そでこふるえるからだへうしろからをかけて、半分はんぶんきかかえるようにちゃほうれてった。その部屋へや片隅かたすみ袖子そでこかした。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
一人の顔の赤い体格たいかくのいいこんつめえりをたほうの役人がいました。
二人の役人 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)