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休屋
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やすみや
ふりがな文庫
“
休屋
(
やすみや
)” の例文
三
角
(
すみ
)
さんは、
休屋
(
やすみや
)
の
浜
(
はま
)
ぞひに、
恵比寿島
(
ゑびすじま
)
、
弁天島
(
べんてんじま
)
、
兜島
(
かぶとじま
)
を、
自籠
(
じごもり
)
の
岩
(
いは
)
——(
御占場
(
おうらなひば
)
の
真
(
ま
)
うしろに
当
(
あ
)
たる)——
掛
(
かけ
)
て、ひとりで
舟
(
ふね
)
を
漕
(
こ
)
ぎ
出
(
だ
)
した。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
場所
(
ばしよ
)
は、
立出
(
たちい
)
でた
休屋
(
やすみや
)
の
宿
(
やど
)
を、さながら
谷
(
たに
)
の
小屋
(
こいへ
)
にした、
中山半島
(
なかやまはんたう
)
——
此
(
こ
)
の
半島
(
はんたう
)
は、
恰
(
あたか
)
も
龍
(
りう
)
の、
頭
(
かうべ
)
を
大空
(
おほぞら
)
に
反
(
そ
)
らした
形
(
かたち
)
で、
居
(
ゐ
)
る
処
(
ところ
)
は
其
(
そ
)
の
腮
(
あぎと
)
である。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
次手
(
ついで
)
だから、
次
(
つぎ
)
の
泊
(
とまり
)
の
休屋
(
やすみや
)
の
膳立
(
ぜんだ
)
てを
紹介
(
せうかい
)
した。
鱒
(
ます
)
の
塩
(
しほ
)
やき、
小蝦
(
こゑび
)
のフライ、
玉子焼
(
たまごやき
)
、
鱒
(
ます
)
と
芙萸
(
ずいき
)
の
葛
(
くづ
)
かけの
椀
(
わん
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたし
)
は
休屋
(
やすみや
)
の
宿
(
やど
)
の
縁
(
えん
)
に——
床
(
ゆか
)
は
高
(
たか
)
く、
座敷
(
ざしき
)
は
廣
(
ひろ
)
し、
襖
(
ふすま
)
は
新
(
あたら
)
しい——
肘枕
(
ひぢまくら
)
して
視
(
なが
)
めて
居
(
ゐ
)
た。
十和田の夏霧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“休屋”の解説
休屋(やすみや)は、青森県十和田市の地名。十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋。神田川という小さな川を挟んで秋田県小坂町休平の地区が隣接している。
(出典:Wikipedia)
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“休”で始まる語句
休
休息
休暇
休憩
休茶屋
休日
休止
休戚
休徴
休養