トップ
>
不作法
>
ぶさはふ
ふりがな文庫
“
不作法
(
ぶさはふ
)” の例文
「私もう長らくは、皆さまの費用で食べることもないだらうと存じます。」私はこんな云ひ𢌞しの惡い、
不作法
(
ぶさはふ
)
な答へをしてしまつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
玄関番
(
げんくわんばん
)
の
書生
(
しよせい
)
に
不作法
(
ぶさはふ
)
な
取扱
(
とりあつかひ
)
を
受
(
う
)
けると、
其処
(
そこ
)
の
主人迄
(
しゆじんまで
)
がいやになる。
著米
(
ちやくべい
)
早々
(
さう/\
)
の
此
(
こ
)
の
始末
(
しまつ
)
は、
少
(
すくな
)
からず
僕等
(
ぼくら
)
に
不快
(
ふくわい
)
を
与
(
あた
)
へた。(四月三日)
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
『
下
(
お
)
りて
来
(
き
)
て、ちやんと
申
(
まを
)
さぬかい、
何
(
なん
)
ぢや、
不作法
(
ぶさはふ
)
な。』と
亭主
(
ていしゆ
)
が
炉端
(
ろばた
)
から
上睨
(
うはにら
)
みを
行
(
や
)
る。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
不作法
(
ぶさはふ
)
な
言辭
(
げんじ
)
に
麻痺
(
まひ
)
して
居
(
ゐ
)
る
彼等
(
かれら
)
はどうしたら
相互
(
さうご
)
に
感動
(
かんどう
)
を
與
(
あた
)
へ
得
(
う
)
るかと
苦心
(
くしん
)
しつゝあつたかと
思
(
おも
)
ふ
樣
(
やう
)
な
卑猥
(
ひわい
)
な一
句
(
く
)
が
唐突
(
だしぬけ
)
に
或
(
ある
)
一
人
(
にん
)
の
口
(
くち
)
から
出
(
で
)
ると
他
(
た
)
の一
人
(
にん
)
が
又
(
また
)
それに
應
(
おう
)
じた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
招待
(
せうだい
)
されもしないで
坐
(
すわ
)
り
込
(
こ
)
むな
ン
て
不作法
(
ぶさはふ
)
な』と三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
が
口返答
(
くちへんたふ
)
しました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
▼ もっと見る
繪を前の
卓子
(
テエブル
)
の上に置き、額を兩手で支へて、彼は、それを
覗
(
のぞ
)
き込んでゐた。私には彼が今はもう私の
不作法
(
ぶさはふ
)
に驚きもしなければ、怒つてもゐないことが分つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
『それを
持
(
も
)
つて
來
(
こ
)
いな
ン
て
不作法
(
ぶさはふ
)
な』と
愛
(
あい
)
ちやんが
腹立
(
はらだゝ
)
しげに
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
その彼の凝視の中には
不作法
(
ぶさはふ
)
なまでの直情徑行と、詮索的な
斷乎
(
だんこ
)
たる頑固さが動き、それは今迄この未知の客に對して
素知
(
そし
)
らぬ顏をしてゐたのも遠慮からではなく
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“不作”で始まる語句
不作