“しゆうけう”の漢字の書き方と例文
語句割合
宗教100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれく/\くちなか何遍なんべん宗教しゆうけうの二かへした。けれどもそのひゞきかへあとからすぐえてつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
苦痛くつううすらげるのはなんためか? 苦痛くつうひと完全くわんぜんむかはしむるものとふではいか、また人類じんるゐはたして丸藥ぐわんやくや、水藥すゐやくで、其苦痛そのくつううすらぐものなら、宗教しゆうけうや、哲學てつがく必要ひつえうくなつたとすつるにいたらう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
つかんだとおもけむりが、けると何時いつにかくなつてゐるやう宗教しゆうけうとは果敢はかない文字もんじであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
宗教しゆうけう關聯くわんれんして宗助そうすけ坐禪ざぜんといふ記臆きおくおこした。むか京都きやうとにゐた時分じぶんかれ級友きふいう相國寺しやうこくじつて坐禪ざぜんをするものがあつた。當時たうじかれその迂濶うくわつわらつてゐた。「いまに……」とおもつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)