“むねのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗矩71.4%
宗則14.3%
宗教7.1%
宗規7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又右衛門の師、柳生但馬守たじまのかみ宗矩むねのりなどはこの点に於てその妙境に到達している人である。禅でも心の無を重んじるが剣も心をむなしくする事を大切としている。
鍵屋の辻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
英艦に投ずそれはさて置きここに薩摩の船を二艘此方こちら引張ひっぱって来ると云う時に、その船長の松木弘安まつきこうあん(後に寺嶋陶蔵てらじまとうぞう又後に宗則むねのり)、五代才助ごだいさいすけ(後に五代友厚ともあつ)の両人が
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
元姫君もとひめぎみと云われた宗教むねのりの内室さえ、武芸の道にはあかるかった。まして宗教のたしなみに、おろそかな所などのあるべき筈はない。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
その一族の竹原入道宗規むねのり! これは兵衛よりも一段すぐれた、この地方での大豪族、もしこの者を味方として、引き入れることが出来たならば、鹿しかヶ瀬、湯浅、阿瀬川、小原
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)