“松木弘安”の読み方と例文
読み方割合
まつきこうあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英艦に投ずそれはさて置きここに薩摩の船を二艘此方こちら引張ひっぱって来ると云う時に、その船長の松木弘安まつきこうあん(後に寺嶋陶蔵てらじまとうぞう又後に宗則むねのり)、五代才助ごだいさいすけ(後に五代友厚ともあつ)の両人が
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
文久二年渡欧の船中で松木弘安まつきこうあん(後の寺島宗則てらじまむねのり)らに向い「とても幕府の一手持はつかしい。ず諸大名を集めて、独逸ドイツ連邦のようにしては如何」(『自伝』)と述べ幕府を
福沢諭吉 (新字新仮名) / 服部之総(著)
例えば文久二年欧行の船中で松木弘安まつきこうあん箕作秋坪みつくりしゅうへいと私と三人、色々日本の時勢論を論じて、その時私が
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)