“くわげき”の漢字の書き方と例文
語句割合
過激100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロレ さうした過激くわげき歡樂くわんらくは、とかく過激くわげきをはりぐる。煙硝えんせうとが抱合だきあへばたちま爆發ばくはつするがやうに、勝誇かちほこ最中さなかにでもほろせる。
かれくも神經質しんけいしつで、其議論そのぎろん過激くわげきであつたが、まち人々ひと/″\れにもかゝはらずかれあいして、ワアニア、と愛嬌あいけうもつんでゐた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しかつぎ過激くわげき勞働らうどうからぞくにそら手というてすぢいたんだので二三にち仕事しごとられなかつた。それから六七にちたつてはげしい西風にしかぜいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
洪水こうずゐつたあとは、丁度ちやうど過激くわげき精神せいしん疲勞ひらうからにはか老衰らうすゐしたものごとく、半死はんし状態じやうたいていした草木さうもくみな白髮はくはつへんじてちからない葉先はさき秋風あきかぜなびかされた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)