“かげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
景樹44.4%
罅隙27.8%
過激22.2%
陰聴5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少し季節には早いけれども、香川景樹かげきみね夕立、———夕立は愛宕あたごの峰にかかりけり清滝河ぞ今濁るらん、の懐紙を床に掛けて貰った。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
その頂は天を摩し、所々僅に一石塊をるべき罅隙かげきを存じて、蘆薈ろくわい若くは紫羅欄あらせいとうこれに生じたり。
売り物の顔にきずをつけられこのままでは済まされないどうしてくれると大分過激かげきな言辞を使ったので持ち前の聴かぬ気を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
許されて、奉行として、中の間の陰聴かげききをしているのだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)