“きしゆくしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寄宿舍66.7%
寄宿舎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎまをしたいのは責任せきにんみづからるといふのてんであります。英學塾えいがくじゆく寄宿舍きしゆくしやには唯今たゞいま五十めいらずの生徒せいとます。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
この某町ぼうまちから我村落わがそんらくまで七車道しやだうをゆけば十三大迂廻おほまはりになるので我々われ/\中學校ちゆうがくかう寄宿舍きしゆくしやから村落そんらくかへときけつしてくるまらず、なつふゆ定期休業ていききうげふごとかなら
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
みちはたゞやまばかり、さかあり、たにあり、溪流けいりうあり、ふちあり、たきあり、村落そんらくあり、兒童じどうあり、はやしあり、もりあり、寄宿舍きしゆくしやもん朝早あさはやくれうちくまでのあひだ自分じぶん此等これらかたちいろひかり
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
し入学すれば校則として当初はじめの一年間は是非ぜひとも狂暴きやうぼう無残むざん寄宿舎きしゆくしや生活をしなければならない事を聴知きゝしつてゐたからである。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
高等学校寄宿舎きしゆくしや内におこるいろ/\な逸話いつわは早くから長吉ちやうきちきもひやしてゐるのであつた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)