“かひとゝの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
買整50.0%
買調50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その輕氣球けいきゝゆう飛揚ひやうして、だれか一二めい印度インドのコロンボ其他そのた大陸地方たいりくちほう都邑とゆうたつし、其處そこで、電光艇でんくわうていえうする十二しゆ藥液やくえき買整かひとゝの
ゆびくつしてると、吾等われら豫定通よていどうりに印度國インドこくコロンボ附近ふきん降下かうかして、秘密藥品ひみつやくひん買整かひとゝのへ、ふね艤裝ぎさうして橄欖島かんらんたう到着たうちやくはづの二十五にちまでには、最早もはや六日むいかあますのみで。
電燈でんとうひかり白晝まひるあざむかんばかりなる市街しがい上陸じやうりくして、ひそかに櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさより委任ゐにんけたる、電光艇でんくわうていよう秘密藥品ひみつやくひん買整かひとゝのへ、十二のたる密封みつぷうして、いま特更ことさらふね艤裝ぎさうする必要ひつえうもなく
買調かひとゝのへたる故其小間物は一たん取上物とりあげものと成しが今度彦兵衞へ下さるゝなり然上しかるうへは右五十兩并に利息りそく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
扨寶珠花屋八五郎は後藤の出行しのち早々さう/\下男の彌助にいひつけまづ燒酎せうちう鷄卵たまご白木綿等しろもめんとう買調かひとゝのへ夫より外科げくわへ怪我人ある趣き申つかはし招きけるに醫師いしは幸ひ在宿ざいしゆくなればとて彌助に藥籠やくろう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
土山宿にて街道筋なれば最早もはや惡者わるものおひ來る憂ひなし緩りと御休み成るべしと深切しんせつの言葉に友次郎も頼母敷思ひ此所にて草鞋買調かひとゝのへてお花に履せ自分も履替などしてあつく一禮述立出しがお花は是迄に息を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)