“うりゐど”の漢字の書き方と例文
語句割合
瓜井戸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小助こすけ前途ゆくて見渡みわたして、これから突張つツぱつてして、瓜井戸うりゐど宿しゆくはひつたが、十二時こゝのつしたとつては、旅籠屋はたごやおこしてもめてはくれない。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いや、いさんだのさふらふの、瓜井戸うりゐどあねはべたりだが、江戸えどものはコロリとるわ、で、葛西かさいに、栗橋北千住くりはしきたせんぢゆどぢやうなまづを、白魚しらをつて、あごでた。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いや、いさんだのさふらふの、瓜井戸うりゐどあねえは、べたりだが、江戸えどものはころりとるわ、で、葛西かさいに、栗橋くりはし北千住きたせんぢゆ鰌鯰どぢやうなまづを、白魚しらうをつて、あごでた。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おもひながら瓜井戸うりゐど眞中まんなかに、一人ひとりあたまから悚然ぞつとすると、する/\とかすみびるやうに、かたちえないが、自分じぶんまはりにからまつてねこはう
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
くだん元二げんじはあとをもないで、むらふた松並木まつなみき一帳場ひとちやうば瓜井戸うりゐどはらかゝつたのがかれこれよるすぎであつた。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おもひながら、瓜井戸うりゐど眞中まんなかに、一人ひとりあたまから悚然ぞつとすると、する/\とかすみびるやうに、かたちえないが、自分じぶんまはりにからまつてねこはう
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)