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身元
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みもと
ふりがな文庫
“
身元
(
みもと
)” の例文
それから
早速
(
さっそく
)
人
(
ひと
)
を
依
(
たの
)
んで、だんだん
先方
(
せんぽう
)
の
身元
(
みもと
)
を
査
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ると、
生憎
(
あいにく
)
男
(
おとこ
)
の
方
(
ほう
)
も
一人
(
ひとり
)
息子
(
むすこ
)
で、とても
養子
(
ようし
)
には
行
(
ゆ
)
かれない
身分
(
みぶん
)
なのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「じゃあ帰してやりましょう。警察の者を二三人附き
添
(
そ
)
わしてやって下さい。然し一応
身元
(
みもと
)
調べをすましたんでしょうな?」
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
其方儀
(
そのはうぎ
)
重四郎を同宿大津屋ゆう方へ入夫致させ候
節
(
せつ
)
身元
(
みもと
)
をも
糺
(
たゞ
)
さず世話致し候段
不行屆
(
ふゆきとゞ
)
きに付
過料
(
くわれう
)
として
錢
(
ぜに
)
三貫文申付る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いずれもその初頭に鼠の
素性
(
すじょう
)
、それがこの世に現われた来由を説くことは同じで、相手の
身元
(
みもと
)
をよく知っているということが、すなわち彼らを制圧する力であるとする
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それでも
同益社
(
どうえきしや
)
では
石橋
(
いしばし
)
の
身元
(
みもと
)
を知つて
居
(
ゐ
)
るから強い
督促
(
とくそく
)
も
為
(
せ
)
ず、続いて出版を
引受
(
ひきう
)
けて
居
(
ゐ
)
たのです、
此
(
こ
)
の雑誌は
廿
(
にぢう
)
一年の五月
廿
(
にぢう
)
五日の
出版
(
しゆつぱん
)
で、月二回の発行で、
是
(
これ
)
も九
号
(
がう
)
迄
(
まで
)
続いて
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
一々
書留
(
かきとめ
)
て道庵を歸し
猶
(
なほ
)
種々
(
しゆ/″\
)
工風
(
くふう
)
の上先八丁堀長澤町の
自身番屋
(
じしんばんや
)
へ
行
(
ゆき
)
家主
(
いへぬし
)
源兵衞を呼出し
店子
(
たなこ
)
甚兵衛の
身元
(
みもと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いずれにしても相手の
身元
(
みもと
)
を詳しく知っているということが、法術または祭儀の効果を確実にする古来の手段であることを知って、それを適用していることは同じであり
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
身元
(
みもと
)
は
長谷部某
(
はせべなにがし
)
と
呼
(
よ
)
ぶ
出入
(
でい
)
りの
徒士
(
かぢ
)
の、たしか二
番目
(
ばんめ
)
の
娘
(
むすめ
)
だったかと
覚
(
おぼ
)
えて
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶