“身元”の読み方と例文
読み方割合
みもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから早速さっそくひとたのんで、だんだん先方せんぽう身元みもとしらべてると、生憎あいにくおとこほう一人ひとり息子むすこで、とても養子ようしにはかれない身分みぶんなのでした。
「じゃあ帰してやりましょう。警察の者を二三人附きわしてやって下さい。然し一応身元みもと調べをすましたんでしょうな?」
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其方儀そのはうぎ重四郎を同宿大津屋ゆう方へ入夫致させ候せつ身元みもとをもたゞさず世話致し候段不行屆ふゆきとゞきに付過料くわれうとしてぜに三貫文申付る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)