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警告
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けいこく
ふりがな文庫
“
警告
(
けいこく
)” の例文
颶風
(
はやて
)
の
過
(
す
)
ぎる
警告
(
けいこく
)
のために、
一人
(
いちにん
)
駈
(
か
)
けまはつた
警官
(
けいくわん
)
も、
外套
(
ぐわいたう
)
なしに
骨
(
ほね
)
までぐしよ
濡
(
ぬ
)
れに
濡
(
ぬ
)
れ
通
(
とほ
)
つて——
夜警
(
やけい
)
の
小屋
(
こや
)
で、
餘
(
あま
)
りの
事
(
こと
)
に
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
海
(
うみ
)
の
色
(
いろ
)
を
見
(
み
)
つめていた
船長
(
せんちょう
)
が、
突然
(
とつぜん
)
危険
(
きけん
)
の
警告
(
けいこく
)
を
発
(
はっ
)
しましたが、もうまにあわなかった。
船
(
ふね
)
は、ひどい
音
(
おと
)
をたて、
暗礁
(
あんしょう
)
に
衝突
(
しょうとつ
)
したのです。
船の破片に残る話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかしこの
警告
(
けいこく
)
を待つまでもなかった。わたしはひと言も口答えをしようとは思わなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
息
(
いき
)
つぎに
水
(
みづ
)
を
求
(
もと
)
めたが、
火
(
ひ
)
の
注意
(
ちうい
)
に
水道
(
すゐだう
)
の
如何
(
いかん
)
を
試
(
こゝろ
)
みた
誰
(
たれ
)
かが、
早速
(
さそく
)
に
警告
(
けいこく
)
したのであらう。
夢中
(
むちう
)
で
誰
(
たれ
)
とも
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
ない。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ラジオは、
天気予報
(
てんきよほう
)
の
時間
(
じかん
)
に、
台風
(
たいふう
)
の
近
(
ちか
)
づいたことを
警告
(
けいこく
)
していました。
源吉
(
げんきち
)
は、
龍夫
(
たつお
)
のいた
時分
(
じぶん
)
のことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
した。なんで
彼
(
かれ
)
のいったことを
忘
(
わす
)
れよう。
台風の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
あくる日、ガスパールおじさんのあとにくっついて、わたしは深いまっ暗な
鉱山
(
こうざん
)
に下りて行った。かれはわたしにじゅうぶん気をつけるように言い聞かせたが、その
警告
(
けいこく
)
の
必要
(
ひつよう
)
はなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
奇蹟
(
きせき
)
が、あらわれるときは、かつて
警告
(
けいこく
)
というようなものはなかったでしょう。そして、それは、やはり、こうした、ふだんの
日
(
ひ
)
にあらわれたにちがいありません。
希望
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“警告”の解説
警告(けいこく)とは、コミュニケーション手段の一種で、よくない事態が生じそうなので気をつけるよう、告げ知らせること。似た言葉に警報があるが、こちらは対象者が不特定多数あるいは広範囲におよぶ一方的な場合に用いる。
(出典:Wikipedia)
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
“警告”で始まる語句
警告文