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請
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こひ
ふりがな文庫
“
請
(
こひ
)” の例文
かくて彼等はあたかも迷ひ覺めしごとく去り、我等はかく多くの
請
(
こひ
)
と涙を
卻
(
しりぞ
)
くる
巨樹
(
おほき
)
のもとにたゞちにいたれり 一一二—一一四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
その人の私の
請
(
こひ
)
を容れて、こゝに來給ふべきをば、何故か知らねど、
牢
(
かた
)
く信じ居※。生死の境に浮沈し居る此身の、一杯の清き水を求むべき手は、その人の手ならではと存※。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
因
(
よつ
)
て
其駁雑
(
そのはくざつ
)
を
刪
(
けづ
)
り、
校訂
(
かうてい
)
清書
(
せいしよ
)
し、
図
(
づ
)
は
豚児
(
とんじ
)
京水に
画
(
ゑがゝ
)
しめしもの三巻、
書賈
(
しよか
)
の
請
(
こひ
)
に
応
(
おう
)
じ老人に
告
(
つげ
)
て
梓
(
し
)
を
許
(
ゆる
)
し
以
(
もつて
)
世
(
よ
)
に
布
(
しき
)
しに、
発販
(
はつはん
)
一挙
(
いつきよ
)
して七百
余部
(
よぶ
)
を
鬻
(
ひさげ
)
り。
是
(
これ
)
に
依
(
より
)
て
書肆
(
しよし
)
後編
(
こうへん
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
因
(
よつ
)
て
其駁雑
(
そのはくざつ
)
を
刪
(
けづ
)
り、
校訂
(
かうてい
)
清書
(
せいしよ
)
し、
図
(
づ
)
は
豚児
(
とんじ
)
京水に
画
(
ゑがゝ
)
しめしもの三巻、
書賈
(
しよか
)
の
請
(
こひ
)
に
応
(
おう
)
じ老人に
告
(
つげ
)
て
梓
(
し
)
を
許
(
ゆる
)
し
以
(
もつて
)
世
(
よ
)
に
布
(
しき
)
しに、
発販
(
はつはん
)
一挙
(
いつきよ
)
して七百
余部
(
よぶ
)
を
鬻
(
ひさげ
)
り。
是
(
これ
)
に
依
(
より
)
て
書肆
(
しよし
)
後編
(
こうへん
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
柏軒が春を納れたのは、俊の
請
(
こひ
)
に従つたのだと伝へられてゐる。推するに女丈夫にして
妬忌
(
とき
)
の念のなかつた俊は、四人の子を生んだ後、身の漸く
疲顇
(
ひすゐ
)
するを憂へて此請をなしたのであらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
十二月×日、予は子爵の
請
(
こひ
)
に応じて、之をその病床に見たり、明子亦傍にありて、夜来発熱甚しと云ふ。予は診察の後、その感冒に過ぎざるを云ひて、
直
(
ただち
)
に家に帰り、子爵の為に自ら調剤しぬ。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そも/\これらの靈體は、我をして彼等に請ふの願ひを起さしめんとて皆
齊
(
ひと
)
しく
默
(
もだ
)
しゝなれば、いかで正しき
請
(
こひ
)
に耳を傾けざらんや 七—九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我この
常世
(
とこよ
)
の
状態
(
ありさま
)
を汝のをる處にて彼に
説明
(
ときあか
)
すとも、こは汝の
請
(
こひ
)
をわが否む能はざるが爲なれば咎むるなかれ。 三一—三三
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我自ら來れるにあらず、ひとりの淑女天より降れり、我その
請
(
こひ
)
により
伴
(
とも
)
となりて彼をたすけぬ 五二—五四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“請”の意味
《名詞》
(ショウ)願うこと。招くこと。
(ショウ)律令制で五位以上の貴族などに適用された刑法上の特典。
(出典:Wiktionary)
請
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
“請”を含む語句
強請
請取
請求
請合
請負
起請
請待
普請
勧請
起請文
安請合
請願
招請
申請
請引
身請
小普請
請出
請負師
仮普請
...