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落
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おつこ
ふりがな文庫
“
落
(
おつこ
)” の例文
「
蜀黍粒
(
もろこしつぶ
)
落
(
おつこ
)
つてあんすぞ、さうすつと
此處
(
ここ
)
へ
引
(
ひ
)
つ
懸
(
か
)
けたの
又
(
また
)
何處
(
どこ
)
へか
持
(
も
)
つてつちやつたな」
被害者
(
ひがいしや
)
はいつた。
巡査
(
じゆんさ
)
は
首肯
(
うなづ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「お狐を
落
(
おつこ
)
として、尻尾が缺けると、ちよいと振り向いたつ切り、拾ひ上げようともせずにサツサと行つて仕舞つた——成程、こいつは可笑しいや」
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「おうい、そんなに引張るなよウ! 己が
落
(
おつこ
)
つてしまふぢやないか。」
Dream Tales
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
わし
柹
(
かき
)
の
木
(
き
)
さ
登
(
のぼ
)
んな
見
(
み
)
てたんだつけが、
落
(
おつこ
)
つたから
驅
(
か
)
けてつて
見
(
み
)
たら、
目
(
めえ
)
引
(
ひ
)
つゝけつちやつて、そんでも
暫
(
しばら
)
く
經
(
た
)
つたら
泣
(
な
)
き
出
(
だ
)
したんでわし
抱
(
だ
)
き
起
(
おこ
)
して
手
(
て
)
へ
觸
(
さは
)
つたら
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
本當
(
ほんたう
)
に
此處
(
こゝ
)
へ
來
(
き
)
て
居
(
ゐ
)
ちや
毎日
(
まいんち
)
のやうに
木
(
き
)
から
落
(
おつこ
)
つたつち
怪我人
(
けがにん
)
が
來
(
く
)
んだよまあ、
椎
(
しひ
)
の
木
(
き
)
から
落
(
おつこ
)
つたの
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
から
落
(
おつこ
)
つたのつて、
子供
(
こども
)
の
怪我
(
けが
)
は
大概
(
てえげえ
)
さうなんだから、
男
(
をとこ
)
つ
子
(
こ
)
持
(
も
)
つちや
心配
(
しんぺえ
)
さねえ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“落”を含む語句
落着
落籍
洒落
墜落
落葉松
陥落
部落
落胆
落魄
落付
落下傘
落花
落下
零落
落人
落葉
破落戸
聚落
落日
洒落気
...