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むざい
ふりがな文庫
“
無罪
(
むざい
)” の例文
もし、子どもが、りんごを取れば、
無罪
(
むざい
)
にしてやるし、銀貨のほうを取ったら、
死刑
(
しけい
)
にするがよいと、うまいちえをだしました。
子どもたちが屠殺ごっこをした話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
どろぼうをして
拘引
(
こういん
)
された男や、けんかをしてつかまった男が
初
(
はじ
)
めに
裁判
(
さいばん
)
を受けた。
弁護人
(
べんごにん
)
は
無罪
(
むざい
)
を
言
(
い
)
い
張
(
は
)
っていたけれど、それはみんな
有罪
(
ゆうざい
)
を
宣告
(
せんこく
)
された。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
竅
(
あな
)
の
數
(
かず
)
と
孔中
(
こうちゆう
)
の
堂宇
(
だうゝ
)
の二
證據
(
しようこ
)
で、石は
雲飛
(
うんぴ
)
のものといふに
定
(
きま
)
り、石賣は或人より二十兩出して
買
(
かつ
)
た
品
(
しな
)
といふことも
判然
(
はんぜん
)
して
無罪
(
むざい
)
となり、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も石は
首尾
(
しゆび
)
よく雲飛の手に
還
(
かへ
)
つた。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
殺したるは富右衞門にて
裁斷
(
さいだん
)
濟
(
すみ
)
たりと雖も富右衞門は
無罪
(
むざい
)
なり
爾
(
なん
)
ぢは大罪人なり若
今
(
いま
)
富右衞門が
存命
(
ぞんめい
)
ならば爾ぢは
科人
(
とがにん
)
と成やと有しかば段右衞門
冷笑
(
せゝらわら
)
ひ一旦御仕置に成し富右衞門が只今此處へ出候はゞ其時は
急度
(
きつと
)
白状
(
はくじやう
)
致すべしと言ければ大岡殿
然
(
さら
)
ばとて與力に申付られ豫て
養
(
やしな
)
ひ
置
(
おき
)
し富右衞門を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
わたしはカピがお寺にいたという事実に対して、自分の
無罪
(
むざい
)
を
証拠
(
しょうこ
)
だてることができるであろうか。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
一橋本町一丁目家主八右衞門申上奉つり候
去
(
さる
)
冬
(
ふゆ
)
御所刑
(
おしおき
)
に相成候彦兵衞
悴
(
せがれ
)
彦三郎と申者父彦兵衞
無罪
(
むざい
)
にして御所刑に相成候事私し申上方
宜
(
よろし
)
からざる故也因ては父の敵に候へば
討果
(
うちはたし
)
彦兵衞に
手向
(
たむけ
)
度由申候に付公儀の
御成敗
(
ごせいばい
)
は我々力に及ばずと申聞候へ共一
向
(
かう
)
得心
(
とくしん
)
仕つらず殊に若年と申大坂より一人
罷下
(
まかりくだ
)
り候儀
亂心
(
らんしん
)
の樣に相見え旅宿承まは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“無罪”の意味
《名詞》
(context、legal)罪を犯したものとされないこと。
(出典:Wiktionary)
“無罪”の解説
無罪(むざい)とは、罪がないことをいう。刑事訴訟においては、被告事件が罪とならないとき、もしくは被告事件について犯罪の証明がないことをいう。
(出典:Wikipedia)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
罪
常用漢字
小5
部首:⽹
13画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙