“無罪”の読み方と例文
読み方割合
むざい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし、子どもが、りんごを取れば、無罪むざいにしてやるし、銀貨のほうを取ったら、死刑しけいにするがよいと、うまいちえをだしました。
どろぼうをして拘引こういんされた男や、けんかをしてつかまった男がはじめに裁判さいばんを受けた。弁護人べんごにん無罪むざいっていたけれど、それはみんな有罪ゆうざい宣告せんこくされた。
あなかず孔中こうちゆう堂宇だうゝの二證據しようこで、石は雲飛うんぴのものといふにきまり、石賣は或人より二十兩出してかつしなといふことも判然はんぜんして無罪むざいとなり、かくも石は首尾しゆびよく雲飛の手にかへつた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)