トップ
>
淺間
>
あさま
ふりがな文庫
“
淺間
(
あさま
)” の例文
新字:
浅間
大船
(
おほふな
)
を
發
(
はつ
)
して
了
(
しま
)
へば
最早
(
もう
)
國府津
(
こふづ
)
へ
着
(
つ
)
くのを
待
(
ま
)
つ
外
(
ほか
)
、
途中
(
とちゆう
)
何
(
なに
)
も
得
(
う
)
ることは
出來
(
でき
)
ないと
思
(
おも
)
ふと、
淺間
(
あさま
)
しい
事
(
こと
)
には
猶
(
な
)
ほ
殘念
(
ざんねん
)
で
堪
(
たま
)
らない。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あの家の者はみんな嫌ひなのに、あの男だけは私にも憎めない。彼は弱々しい心にもいくらか愛情があつた、あの
淺間
(
あさま
)
しい妹に
始終
(
しよつちう
)
氣を附けて世話を
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
覗くともなく見ると、成程たつた二室の
淺間
(
あさま
)
な住居で、雇人などを置く場所があらうとも思はれません。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
このはにないのと、
淺間
(
あさま
)
の
灰
(
はひ
)
でも
降
(
ふ
)
つたやうに、その
取引
(
とりひき
)
たるや、なか/\むづかしいさうである。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
淺間
(
あさま
)
の
煙
(
けむり
)
仰
(
おほ
)
ぎつゝ
日の光を浴びて
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
▼ もっと見る
柳屋
(
やなぎや
)
は
淺間
(
あさま
)
な
住居
(
すまひ
)
、
上框
(
あがりがまち
)
を
背後
(
うしろ
)
にして、
見通
(
みとほし
)
の
四疊半
(
よでふはん
)
の
片端
(
かたはし
)
に、
隣家
(
となり
)
で
帳合
(
ちやうあひ
)
をする
番頭
(
ばんとう
)
と
同一
(
おなじ
)
あたりの、
柱
(
はしら
)
に
凭
(
もた
)
れ、
袖
(
そで
)
をば
胸
(
むね
)
のあたりで
引
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
はせて、
浴衣
(
ゆかた
)
の
袂
(
たもと
)
を
折返
(
をりかへ
)
して
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
淺間
(
あさま
)
な家で物騷なやうですが、路地の口に駕籠屋が見張つて居さへすれば、野良犬だつて滅多に入つて來やしません。——お勝手に居るのはあつしの女房で、仕事のことになると耳は節穴見たいなもので」
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さて/\
淺間
(
あさま
)
しや、
親
(
おや
)
の
難儀
(
なんぎ
)
が
思
(
おも
)
はれる。
先
(
ま
)
づ
面
(
おもて
)
を
上
(
あ
)
げさせろ。で、キレー
水
(
すゐ
)
を
熟
(
じつ
)
と
視
(
なが
)
めて
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
淺
部首:⽔
11画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“淺間”で始まる語句
淺間山
淺間下
淺間野
淺間噴火
淺間根腰