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必用
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ひつよう
ふりがな文庫
“
必用
(
ひつよう
)” の例文
其所
(
そこ
)
で、
其
(
その
)
岩窟
(
がんくつ
)
なる
物
(
もの
)
が、
抑
(
そもそ
)
も
何
(
な
)
んであるかを
調
(
しら
)
べる
必用
(
ひつよう
)
を
生
(
しやう
)
じ、
坪井理學博士
(
つぼゐりがくはかせ
)
の
第
(
だい
)
一の
探檢調査
(
たんけんてうさ
)
となつた。それは九
月
(
ぐわつ
)
十二
日
(
にち
)
であつた。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
古い書画を鑑定する智識と毎日の食物を鑑定する智識といずれが人生に
必用
(
ひつよう
)
だろう。世中の事は多く本末軽重を誤っているからおかしい。女にしてもその通りだ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
彼女は一生懸命にお
銭
(
ぜぜ
)
の
必用
(
ひつよう
)
と、物品購買のことを説ききかせて、こういう細長い、まん中に穴のあいているのが
天保銭
(
てんぽうせん
)
で、それに丸いので穴のあいてるのを一つつけると
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
破片
(
はへん
)
でも
報酬
(
ほうしう
)
は
與
(
あた
)
へると
云
(
い
)
つたのに、
出
(
で
)
た
破片
(
はへん
)
を、
彼等
(
かれら
)
が
隱
(
か
)
くす
必用
(
ひつよう
)
は
無
(
な
)
いのだから、
全
(
まつた
)
く
菱沼宅前
(
ひしぬまたくまへ
)
からは、
何
(
なに
)
も
出
(
で
)
なかつたのであらう。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も、
山頂
(
さんてう
)
の
凸起
(
とつき
)
する
地點
(
ちてん
)
に
調査
(
てうさ
)
を
試
(
こゝろ
)
み、
果
(
はた
)
して
古墳
(
こふん
)
であるか
否
(
いな
)
かを
確
(
たしか
)
める
必用
(
ひつよう
)
を
生
(
しやう
)
じたので、
地主側
(
ぢぬしがは
)
の
請願
(
せいぐわん
)
もあり
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
余
(
よ
)
は
其間
(
そのうち
)
に、
最
(
も
)
一
度
(
ど
)
『お
穴樣
(
あなさま
)
』を
探檢
(
たんけん
)
する
必用
(
ひつよう
)
を
感
(
かん
)
じて、
東面
(
とうめん
)
の
彼
(
か
)
の
參詣者
(
さんけいしや
)
の
前
(
まへ
)
から
横穴
(
よこあな
)
の
中
(
なか
)
に
入
(
い
)
り、
調査
(
てうさ
)
を
終
(
をは
)
つて
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
ると、
鐵條網
(
てつでうもう
)
に
隔
(
へだ
)
てられた
參詣人
(
さんけいにん
)
の
中
(
なか
)
から。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
必
常用漢字
小4
部首:⼼
5画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“必”で始まる語句
必
必定
必要
必竟
必死
必然
必須
必至
必死的
必須条件