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弁当
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べんたう
ふりがな文庫
“
弁当
(
べんたう
)” の例文
一
幕
(
まく
)
にてかへらんとせしに守る者木戸をいださず、
便所
(
べんじよ
)
は寺の
後
(
うしろ
)
にあり、
空腹
(
くうふく
)
ならば
弁当
(
べんたう
)
を
買
(
かひ
)
玉へ、
取次
(
とりつぎ
)
申さんといふ。我のみにあらず、人も又いださず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弁当
(
べんたう
)
、もの
売
(
うり
)
の
声
(
こゑ
)
が
響
(
ひゞ
)
くと、
人音
(
ひとおと
)
近
(
ちか
)
く、
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けたと
思
(
おも
)
ふのに、
目
(
め
)
には、
何
(
なに
)
も、ものが
見
(
み
)
えない。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
父
(
とう
)
さん お
昼
(
ひる
)
のお
弁当
(
べんたう
)
をもつてきました
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
一
幕
(
まく
)
にてかへらんとせしに守る者木戸をいださず、
便所
(
べんじよ
)
は寺の
後
(
うしろ
)
にあり、
空腹
(
くうふく
)
ならば
弁当
(
べんたう
)
を
買
(
かひ
)
玉へ、
取次
(
とりつぎ
)
申さんといふ。我のみにあらず、人も又いださず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
開
(
ひら
)
くでもなしに、
弁当
(
べんたう
)
を
熟々
(
つく/″\
)
視
(
み
)
ると、
彼処
(
あすこ
)
の、あの
上包
(
うはつゝみ
)
に
描
(
ゑが
)
いた、ばら/\
蘆
(
あし
)
に
澪標
(
みをつくし
)
、
小舟
(
こぶね
)
の
舳
(
みよし
)
にかんてらを
灯
(
とも
)
して、
頬被
(
ほうかむり
)
したお
爺
(
ぢい
)
の
漁
(
あさ
)
る
状
(
さま
)
を、ぼやりと一
絵具
(
ゑのぐ
)
淡
(
あは
)
く
刷
(
は
)
いて
描
(
ゑが
)
いたのが
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
此時こゝろづきて腰をさぐりみるに
握飯
(
にぎりめし
)
の
弁当
(
べんたう
)
もいつかおとしたり、かくては
飢死
(
うゑじに
)
すべし、さりながら雪を
喰
(
くらひ
)
ても五日や十日は命あるべし、その内には
雪車哥
(
そりうた
)
の
声
(
こゑ
)
さへ
聞
(
きこゆ
)
れば村の者也
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「ぢやあ
弁当
(
べんたう
)
だ」
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二人は
橇
(
かじき
)
に雪を
漕
(
こぎ
)
つゝ(雪にあゆむを里言にこぐといふ)
互
(
たがひ
)
に
声
(
こゑ
)
をかけて
助
(
たすけ
)
あひ
辛
(
からう
)
じて
嶺
(
たふげ
)
を
逾
(
こえ
)
けるに、
商人
(
あきひと
)
農夫
(
のうふ
)
にいふやう、今日の晴天に
柏崎
(
かしはざき
)
までは何ともおもはざりしゆゑ
弁当
(
べんたう
)
をもたず
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弁当
(
べんたう
)
の
面桶
(
めんつう
)
に入れて持かへりしを人ありて
皮
(
かは
)
を金一両
胆
(
きも
)
を九両に
買
(
かひ
)
けり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弁当
(
べんたう
)
の
面桶
(
めんつう
)
に入れて持かへりしを人ありて
皮
(
かは
)
を金一両
胆
(
きも
)
を九両に
買
(
かひ
)
けり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“弁当”の解説
弁当(べんとう)とは、携行できるようにした食料(携行食)の一種である。「辨當」(戦前はこの旧字体表記が多かった)「便当」などと書かれることもある。
(出典:Wikipedia)
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“弁当”で始まる語句
弁当箱
弁当屋
弁当飯
弁当殻
弁当籠
弁当腹
弁当持参
弁当行李