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国人
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こくじん
ふりがな文庫
“
国人
(
こくじん
)” の例文
旧字:
國人
A
氏
(
し
)
は一
度
(
ど
)
R
国
(
こく
)
へ
行
(
ゆ
)
く
友人
(
ゆうじん
)
の
送別会席上
(
そうべつかいせきぜう
)
で
見知
(
みし
)
りになつたR
国人
(
こくじん
)
であつたので、
私
(
わたし
)
はいさゝか
心強
(
こゝろつよ
)
く
感
(
かん
)
じて、
導
(
みちび
)
かるゝまゝに
奥
(
おく
)
へ
通
(
とほ
)
つた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
『ソラここを読んで見ろ』と僕の
眼前
(
めさき
)
に突き出したのが例の君、臣を
視
(
み
)
ること
犬馬
(
けんば
)
のごとくんばすなわち臣の君を見ること
国人
(
こくじん
)
のごとし
云々
(
うんぬん
)
の句である。
初恋
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
国家の最も憂うる
処
(
ところ
)
は、貧乏でもない、外敵でもない、宏大な官庁が無い事でもない、狭軌鉄道が広軌鉄道にならぬ事でもない、実に
国人
(
こくじん
)
意気の沈滞と民心の腐敗とである。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
教会は余が自立し得る時にあたって余を捨てたり、教会我を
捨
(
すて
)
し時に爾は我を取り挙げたり、余の愛するもの
去
(
さっ
)
て余はますます爾に近く、
国人
(
こくじん
)
に捨てられて余は爾の
懐
(
ふところ
)
にあり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
ゆえに同じ
国人
(
こくじん
)
のうちでも精神薄弱児とか精神異常者を測ればノルムに
適
(
かな
)
わぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
幕府に雇わる
亜米利加
(
アメリカ
)
から
帰
(
かえっ
)
てから塾生も次第に増して
相替
(
あいかわ
)
らず教授して居る
中
(
うち
)
に、私は亜米利加渡航を
幸
(
さいわい
)
に彼の
国人
(
こくじん
)
に直接して英語ばかり研究して、帰てからも出来るだけ英書を読むようにして
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
私
(
わたし
)
は
数人
(
すうにん
)
の
男女
(
だんじよ
)
のR
国人
(
こくじん
)
に
紹介
(
せうかい
)
されて、それらの
人達
(
ひとたち
)
の
力強
(
ちからつよ
)
い
手
(
て
)
と一
々
(
/\
)
握手
(
あくしゆ
)
をした。しかし
誰
(
たれ
)
が
誰
(
たれ
)
だか
覚
(
おぼ
)
えてもゐられなかつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
されども世には真正の愛国者にして
国人
(
こくじん
)
に捨てられしものその人に
乏
(
とも
)
しからず、
耶蘇基督
(
いえすきりすと
)
その一なり、ソクラトスその二なり、シピオ、アフリカナスその三なり、ダンテ、アリギエーリその四なり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
そこには
未
(
ま
)
だ
懸
(
か
)
けない
大
(
おう
)
きな
油絵
(
あぶらえ
)
などが、
窓
(
まど
)
ぎわに
立
(
た
)
てかけてあつたりして、
大入道
(
おうにうどう
)
のR
国人
(
こくじん
)
が、この
作者
(
さくしや
)
について、
絵
(
え
)
の
意味
(
いみ
)
について
説明
(
せつめい
)
してくれたりしたが
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
第二章
国人
(
こくじん
)
に捨てられし時
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“国人”の解説
国人(こくじん、くにびと、くにゅうど)は、広くその国の国民、住民のこと。
六国史(日本後紀および三代実録)において国衙領の国民または住民を指す言葉として用いられ、越前国人、大和国人、河内国人などが見える。
また、国人領主(こくじんりょうしゅ)は中世の史料において、在京の名目上の領主である中央官吏に対して在地の実質上の領主を指す言葉として用いられ(国人領主制)、国衆(くにしゅう)や在国衆(ざいこくしゅう)とほぼ同義であり、明確な違いは無い。
(出典:Wikipedia)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国土
国風