“相替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいかわ50.0%
あひかは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モシモシはばかりながら一寸ちょとものをお尋ね申しますと云うような口調に出掛けて、相替あいかわらず下らぬ問答を始め、私は大阪生れで又大阪にも久しく寄留して居たから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ソレから江戸に出て来ても相替あいかわらずその通り、朋友も多い事だから相互あいたがいに往来するのは不断の事で、しきりに飛廻とびまわって居たけれども、さて例の吉原とか深川とか云う事になると
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
いれおき下され度凡五ヶ年もすぎ候はゞ私し事屹度きつと相戻あひもどりますれば何卒相替あひかはらず御世話おせわ下されたし尤とも此事は師匠存命ぞんめいの内にも度々相願あひねがひしかども師匠はわたくしをいつくしむの餘り片時へんじそばを離すを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)