“飛廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とびまわ77.8%
とびまは11.1%
とびまわっ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だのに、餌を見せながら鳴き叫ばせつつ身を退いて飛廻とびまわるのは、あまり利口でない人間にも的確に解せられた。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かゝる樣々さま/″\出來事できごとあひだ吾等われら可憐かれんなる日出雄少年ひでをせうねんは、相變あひかはらず元氣げんきよく始終しじゆう甲板かんぱん飛廻とびまはつてうちに、ふとリツプとかふ、英吉利イギリスきはめて剽輕へうきん老爺をやぢさん懇意こんいになつて
ソレから江戸に出て来ても相替あいかわらずその通り、朋友も多い事だから相互あいたがいに往来するのは不断の事で、しきりに飛廻とびまわって居たけれども、さて例の吉原とか深川とか云う事になると
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)