“あひかは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相變62.5%
相変20.8%
相渝8.3%
相川4.2%
相替4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、中根なかね營庭えいていかがや眞晝まひる太陽たいやうまぶしさうに、相變あひかはらずひらべつたい、愚鈍ぐどんかほ軍曹ぐんそうはうけながらにやにやわらひをつづけてゐた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
『アラあんな事を。相変あひかはらず口が悪いのね。』
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
松公は相渝あひかはらずニヤ/\してゐたが、此女の毒口にかゝつては、堪らぬことを知つてゐるので
絶望 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)
栄蔵はほんたうは、佐渡ヶ島から来た角ちやんに、佐渡ヶ島の相川あひかはといふ町のことをききたかつた。栄蔵のお母さんがその町で生れたからである。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
いれおき下され度凡五ヶ年もすぎ候はゞ私し事屹度きつと相戻あひもどりますれば何卒相替あひかはらず御世話おせわ下されたし尤とも此事は師匠存命ぞんめいの内にも度々相願あひねがひしかども師匠はわたくしをいつくしむの餘り片時へんじそばを離すを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)