“こくじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国人50.0%
黒人41.7%
國人8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『ソラここを読んで見ろ』と僕の眼前めさきに突き出したのが例の君、臣をること犬馬けんばのごとくんばすなわち臣の君を見ること国人こくじんのごとし云々うんぬんの句である。
初恋 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
と同時に悪魔もまた宗徒の精進しょうじんさまたげるため、あるいは見慣れぬ黒人こくじんとなり、あるいは舶来はくらい草花くさばなとなり、あるいは網代あじろの乗物となり、しばしば同じ村々に出没した。
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
叔齊しゆくせいまたつをがへんぜずしてこれのがる。國人こくじん其中子そのちうしつ。ここおいて、伯夷はくい叔齊しゆくせい(二五)西伯昌せいはくしやうらうやしなふとき、(曰ク)『なんいてせざる』と。いたるにおよんで西伯せいはくしゆつす。