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黒人
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こくじん
ふりがな文庫
“
黒人
(
こくじん
)” の例文
しかし諸君の前に一人の
黒人
(
こくじん
)
が現われたとする。一眼見れば直ちにその黒人である事がわかるだろう。デュウゼは黒人である。
エレオノラ・デュウゼ
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
と同時に悪魔もまた宗徒の
精進
(
しょうじん
)
を
妨
(
さまた
)
げるため、あるいは見慣れぬ
黒人
(
こくじん
)
となり、あるいは
舶来
(
はくらい
)
の
草花
(
くさばな
)
となり、あるいは
網代
(
あじろ
)
の乗物となり、しばしば同じ村々に出没した。
おぎん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それからアフリカあたりの
黒人
(
こくじん
)
まで
含
(
ふく
)
めた
現代人類
(
げんだいじんるい
)
と
比較
(
ひかく
)
して
見
(
み
)
ると、
動物學上
(
どうぶつがくじよう
)
これら
現代人
(
げんだいじん
)
と
同
(
おな
)
じ
一
(
ひと
)
つの
人種
(
じんしゆ
)
にいるべきものではなくて、それとは
別
(
べつ
)
な
種
(
しゆ
)
に
屬
(
ぞく
)
するほどの
違
(
ちが
)
ひを
示
(
しめ
)
してをりますので
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
太
(
ふと
)
くしてむくつけき
黒人
(
こくじん
)
の手ぞ
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
彼等が
随喜渇仰
(
ずいきかつごう
)
した
仏
(
ほとけ
)
は、円光のある
黒人
(
こくじん
)
ではありません。優しい
威厳
(
いげん
)
に充ち満ちた
上宮太子
(
じょうぐうたいし
)
などの兄弟です。——が、そんな事を長々と御話しするのは、御約束の通りやめにしましょう。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“黒人”の解説
黒人(こくじん)は、通俗的人種概念の一つで、肌の色が濃色で黒に近い人種の総称。黒色人種(こくしょくじんしゅ)。日焼けなどではなく、遺伝で肌の色が黒に近い。
過去の形質人類学でいうネグロイドと同義に用いられる。
(出典:Wikipedia)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“黒人”で始まる語句
黒人種
黒人上
黒人奴
黒人扱
黒人歌
黒人筋
黒人舞踏
黒人諸島
黒人霊歌