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喝釆
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かつさい
途中、
武村兵曹は
大得意で、ヤンヤ/\の
喝釆の
眞中に
立つて、
手を
振り
口沫を
飛して、
今回の
冐險譚をはじめた。
爰に
於いてか
滿座悉く
拍手喝釆しました、それは
眞に
王樣が
其日に
仰せられた
中の
最も
巧みなるお
言葉でした。
百二十年
以前に
見たる
所の人ありと
伝ふ
所の文珠岩は即ち之れなり、
衆皆拍手
喝釆して
探検者一行の大発見を
喜ぶ
直ちに丘下に
到りて
仰ぎ見れば、丘の
高さ百尺
余、天然の
奇岩兀として其頂上に
立ち
『
私は
審問の
終りに「
傍聽人が
喝釆しやうとして、
直ちに
數多の
廷丁どもに
制止られた」と
云ふことを、
屡々新聞で
讀んでは
居ましたが、それが
何う
云ふ
意味だか
解りませんでした。』
乃で
他の
豚が
喝釆しましたが、
制止られました。