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喝破
ふりがな文庫
“喝破”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かっぱ
79.2%
かつぱ
20.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かっぱ
(逆引き)
鬼王丸が
喝破
(
かっぱ
)
したので
森然
(
しん
)
と一座は静まったが、宙を舞っている盃は尚グルグルと渦巻きながら、人々の頭上を渡っていたが、突然
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
天上の楽を説くに対し、〈
諸
(
もろもろ
)
の天に生まれ楽しむ者、一切苦しまざるなし、天女汝まさに知るべし、我生死を尽くすを〉と
喝破
(
かっぱ
)
したは
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
喝破(かっぱ)の例文をもっと
(19作品)
見る
かつぱ
(逆引き)
子爵といふ金箔を
塗
(
ぬ
)
ツて社會に立たうと思はぬといふのを
冒頭
(
のつけ
)
にして、彼の如き事情の下に生まれた子は、親の命令に服從する義務が無いと
喝破
(
かつぱ
)
し
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
滝田樗陰
(
たちたちよいん
)
君の如きも、上から下までずつと眼をやつて、「いけませんな」と
喝破
(
かつぱ
)
してしまつた。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
喝破(かつぱ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“喝破”の意味
《名詞》
喝破(かっぱ)
大声で他人の意見を説き破ること。
まちがいを排し、真理を明らかにすること。
(出典:Wiktionary)
喝
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
“喝”で始まる語句
喝采
喝
喝釆
喝食
喝棒
喝声
喝散
喝殺
喝退
喝采組
“喝破”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
吉野秀雄
三島霜川
米川正夫
山路愛山
谷譲次
吉川英治
南方熊楠
佐々木邦
和辻哲郎