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でつくわ
ふりがな文庫
“
出會
(
でつくわ
)” の例文
新字:
出会
『
何
(
なん
)
と
面白
(
おもしろ
)
い
人間
(
にんげん
)
だらう。』と、
院長
(
ゐんちやう
)
は
自分
(
じぶん
)
の
室
(
へや
)
の
方
(
はう
)
へ
歸
(
かへ
)
りながら
思
(
おも
)
ふた。『
此
(
こゝ
)
へ
來
(
き
)
てから
何年振
(
なんねんぶり
)
かで、
恁云
(
かうい
)
ふ
共
(
とも
)
に
語
(
かた
)
られる
人間
(
にんげん
)
に
初
(
はじ
)
めて
出會
(
でつくわ
)
した。 ...
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
私は、嬉しさうな、幸福らしい口調で私の名があなたの口に上るのを聞くのが好きだつた。ジエィン、私は、その頃は、あなたに
出會
(
でつくわ
)
すのを樂しんでゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
ところで俺は其の沙漠の中に
抛出
(
ほうりだ
)
されたやうなものなんだ。時々オーシスに
出會
(
でつくわ
)
するやうなことも無いぢやないか、淋しい旅だ!何方を向いたツて、
支
(
さゝ
)
へて呉れるやうな者が
見當
(
みあた
)
らない。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
一人
(
ひとり
)
も、
一個
(
ひとつ
)
も、
一度
(
ひとたび
)
も、
出會
(
でつくわ
)
した事がない。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
猶且
(
やはり
)
毎朝
(
まいあさ
)
のやうに
此
(
こ
)
の
朝
(
あさ
)
も
氣
(
き
)
が
引立
(
ひきた
)
たず、
沈
(
しづ
)
んだ
調子
(
てうし
)
で
或
(
あ
)
る
横町
(
よこちやう
)
に
差掛
(
さしかゝ
)
ると、
折
(
をり
)
から
向
(
むかふ
)
より
二人
(
ふたり
)
の
囚人
(
しうじん
)
と四
人
(
にん
)
の
銃
(
じゆう
)
を
負
(
お
)
ふて
附添
(
つきそ
)
ふて
來
(
く
)
る
兵卒
(
へいそつ
)
とに、ぱつたりと
出會
(
でつくわ
)
す。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
彼
(
かれ
)
は
何時
(
いつ
)
が
日
(
ひ
)
も
囚人
(
しうじん
)
に
出會
(
でつくわ
)
せば、
同情
(
どうじやう
)
と
不愉快
(
ふゆくわい
)
の
感
(
かん
)
に
打
(
う
)
たれるのであるが、
其日
(
そのひ
)
は
又
(
また
)
奈何云
(
どうい
)
ふものか、
何
(
なん
)
とも
云
(
い
)
はれぬ一
種
(
しゆ
)
の
不好
(
いや
)
な
感覺
(
かんかく
)
が、
常
(
つね
)
にもあらずむら/\と
湧
(
わ
)
いて
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
會
部首:⽈
13画
“出會”で始まる語句
出會頭
出會々々